石橋静河(32)が主演するNHK連続テレビ小説『ブラッサム』の第3回が9月30日に放送された。同作には渡部篤郎(58)が主人公の父親・清治役で出演しているが、真意が読めない清治の行動が注目を集めている――。
【以下『ブラッサム』第3回までのネタバレを含みます】
『ブラッサム』は、明治・大正・昭和を駆け抜けた作家・宇野千代さんをモデルに、自由を求め続けた主人公・葉野珠の生涯を、幼少期は村上蘭(12)、成長後は石橋、そして晩年を加賀まりこ(82)が演じる。第1週(9月28日~10月2日)では、明治41年(1908年)の山口・岩国を舞台に、珠の幼少期(10歳)の物語が展開中。
同作は視聴率が好調で、第1回(28日)は世帯 15.5%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)、 第2回(29日)は世帯 15.0%。SNSも盛り上がりを見せているが、特に注目を集めているのが、前述の渡部演じる主人公の父親・清治だ。
清治は、岩国でも有数の蔵元「葉野酒造」の長男。しかし、実家は継がず、家督を弟の清重(三浦誠己/50)に譲る代わりに毎月お金を受け取って暮らしている。働かずに遊び惚けていて、町の人々からの評判も極めて悪い。
また、清治はしつけに厳しく、これまでも雨が降るなか、珠に裸足で買い物に行かせたり、羽織を準備していなかった罰として珠を一晩蔵に閉じ込めるなどしてきた。第3回では、夜中に珠に酒3合とイカとワケギのヌタあえ、メバルとタケノコの煮つけ、カブの風呂吹きを買いに行かせた。珠は間違えずに買えたが、店主に「親父がクズじゃと苦労するのう」と同情されたうえ、清治は珠に感謝する様子もなく、「合うちょる」とつぶやくだけだった。
そんな朝ドラによくいる“クズ父”として描かれている清治だが――単なる傍若無人なだけでなく、心の闇のようなものを抱えている様子を、第3回でのぞかせた。