■ライブで猪俣が語っていたこと
前出の女性誌記者が続ける。
「timeleszは新生となった経緯が経緯だけにとにかく8人の結束力を大切にしていて、特に旧ジャニーズJr.出身で、グループ活動にも思い入れが強い原嘉孝さん(31)はこの時“5年後、10年後、いや50年後もライブやろうよ! 来てくれる? そのときのグッズは、杖です(笑)”と冗談めかしつつも、ライブへの想いを熱弁。
一般公募から加入した橋本将生さん(26)も、原さんの言葉を受ける形で“5年後、10年後、50年後、杖をつきながら、その初心を忘れず、感謝を忘れずステージに立ちたい”とコメント。それぞれに、長く8人で活動を続けたいという意志があったはずです。
このように終始、このツアーではメンバー8人の結束をMCで語っていました。そんな中での逮捕、そして契約解除……。DVDの内容も全く違った悲しい響きを持つことになります。今さら猪俣さんのシーンだけをカットしてどうにかなる内容でもないですし、そのまま発売するのは難しかったのでしょうね」
発売されるはずだった初回限定盤には、ライブ本編映像に加え、新体制timeleszとして初となる各メンバーのマルチアングル映像を3曲収録。さらにMC後の幕間映像「timelesz project -REAL?-」のディレクターズカット版を全メンバー分と、アリーナツアー全会場から選りすぐったMCのダイジェスト映像も収録される豪華版だった。また通常盤にはライブ本編映像のほか、ツアーのドキュメント映像や、今年の夏を振り返ったビジュアルコメンタリーが収録されていたという。
新体制timeleszの成長と軌跡を収めるはずだった映像作品は、少なくとも当初予定されていた形では世に出ないことになった。1日、メンバー全員で会見に臨んだ原は「この先何年、何十年とこのメンバーでやっていくんだという、そういう強い意志のもと今日までやってまいりました」と言葉を詰まらせながら無念を語った。
本サイトはDVD発売元のユニバーサルミュージックに問い合わせを行っていたが、期日までに回答はなかった。
タイプロを経て手にしたtimeleszの席を、加入から約1年7か月で去ることになった猪俣。すでにtimeleszの宣材写真は、7人の新写真に差し替わっている。