高畑充希(31)と田中圭(38)がW主演するドラマ『unknown』(テレビ朝日系)が、見逃し配信サービス「TVer」のお気に入り登録数が68万人超え(5月6日現在)。早くも第3話放送の段階で、前期放送の『星降る夜に』の66.2万人を追い抜いた。

 しかし、平均世帯視聴率は第2話で6.1%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、7%台を割ってしまい、全話平均が7.0%だった『星降る夜に』を追い抜くどころか、下降の一途をたどる危険性が出てきた。

 同ドラマは、週刊誌のエース記者・闇原こころ(高畑充希)と交番警察官・朝田虎松(田中圭)が、お互い相手に言えない秘密を背負いながら愛し合うラブストーリーに、平和な春陽町で暮らす人の誰もが怪しく思えてくる、予測不能な連続殺人事件が絡み合う完全オリジナル作品。

 こころの秘密は、正体が吸血鬼であること。といっても、不老不死でもなく、人間を襲って血を吸うこともなく、生きていくためにネット通販で血をまとめ買いしている。一方、虎松は3年前に離婚し、こころとつきあいはじめて1年。吸血鬼であることを告白された翌日、こころにプロポーズした。

 5月2日放送の第3話では、結婚を決意した2人が、式の準備に動き出す中、ついに虎松の秘密が明かされる。ドラマのラスト、虎松は「こころ、俺の親父は殺人犯なんだ」と告白すると、虎松の父・一条彪牙(井浦新/48)が血まみれの包丁を手に立ち尽くす姿と、それを幼き頃の虎松が目撃するシーンが描かれた。

 視聴者のツイッター上の反響は、「ぶっ飛び設定だけど、高畑充希と田中圭の演技力高いから全然入り込める」などと、演者への称賛の声もあるが、「秘密を抱えながらの恋愛とサスペンスを絡めるなら、もっとテンポが良くないと……とっ散らかって、それぞれ深掘れてない感じがある」など、批判的な指摘も少なくなかった。