堺雅人(52)が主演を務めるTBS系日曜劇場『VIVANT』の第19話(第2シーズン9話)が10月4日に放送された。同回の展開から、二階堂ふみ(32)演じるヒロインで、謎多き女性・柚木薫の“正体”を巡っての考察合戦が繰り広げられている――。

【以下『VIVANT』第19話までのネタバレを含みます】

『VIVANT』は自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木憂助(堺)の活躍を描いた超大作ドラマ。謎のテロ組織「テント」の正体を追う2023年7月期の第1シーズンでは、架空の国・バルカ共和国と日本を舞台にした壮大な物語が描かれた。

 第2シーズンでは、第1シーズンで「テント」関係の任務に携わった別班員5名が、中国の秘密諜報組織「シンシー」に拉致される事件が発生。拉致された別班員は、アゼルバイジャンに隣接する「ゴルバド共和国」(※架空の国)の「シャキ城」に囚われていて、10月4日の第19話では、乃木ら救助チームが突入する直前までの話が描かれた。

 そして注目を集めている薫は、WHI(世界医療機構)の医師として第1シーズンから登場。バルカの少女・ジャミーン(本間さえ/13)の主治医で、第1シーズン終盤から薫とジャミーンは、都内の乃木家に滞在している。

 そんな薫があらためて注目を集めている理由――それは、10月4日放送の第19話でジャミーンの正体について、ある疑惑が浮上しているから。

 ジャミーンは、第1話で死亡した「テント」の元メンバー・アディエル(Tsaschikher Khatanzorig)の娘で、母親は2年前に亡くなった身の上。ジャミーンが患う難病「ファロー四徴症」の治療費を集めるために設立されたクラウドファンディングサイトには、“2014年1月にバルカで生まれた”と書かれていた。しかし、第19話の描写から、ジャミーンの“本当の両親”が別にいる可能性が浮上しているのだ。

 前提として、敵組織「シンシー」は、科学者のエリシャ・ママドフ(Manaf Dadashov)から核融合技術を手に入れるために「テント」の情報を必死に調べている。そして第19話では、エリシャを囲っている情報ブローカー・タイラン・グリエワ(Mirze Aghabayli)が、過去にエリシャの妻と娘を拉致し、妻を殺害したことが明らかに。

 一方でタイランは、娘のプリシャ・ママドフが7年前、テントの関係者とみられる「歳をとったサムライと若いサムライ」に連れ去られたと証言した。タイランの話に、警視庁公安部の刑事・野崎守(阿部寛/62)は「歳をとったサムライ」はテントの創設者・ノゴーン・ベキ(役所広司/70)だろうと推理している。「若いサムライ」の正体は不明だが、視聴者の間ではアディエルではないかと見る向きも。

 プリシャとジャミーンは同じ“9歳”。第1話でベキがアディエルの訃報を受けて「“また”ひとりにしてしまった」と話していたこと、第4話に登場したジャミーンのアルバムには“赤ちゃんの頃の写真”が1枚もなかったことなどから、“ジャミーンの正体はテントが保護したプリシャ・ママドフではないか”という考察が沸騰しているのだ。

 そして、これまでずっとジャミーンに付き添い続けていて、不穏な描写が目立つ薫にも、

《ベキがジャミーンを連れていったんだ。そしてアディエルに預けた?薫ってジャミーンに異様に肩入れしてたよね…それってジャミーンの正体を知ってたからじゃないの…砂漠で居なくなったのもなんかあるんじゃないか…全体を通して乃木にやたらと「連絡して」って言ってたよね…怪しいなぁ》《薫さんはテントのモニターもしくはベキ個人の内通者でベキからアディエルの身に何かあればジャミーンを頼むと託されていたんじゃないかしら あの砂漠を常人が無事に生還できるとは到底思わない》

 といった、実はテントの関係者なのでは、という考察が多く寄せられているのだ。