■キーマンは生田絵梨花
ただ、前回と同じ、江端夫妻の話だけではインパクトに欠ける。ここは前回、くっつきそうでくっつかないツンデレ関係が人気だった、瀧昌の同僚・深見龍之介(小関裕太/31)と、なつ美の友人・芙美子(山本舞香/29)が晴れて夫婦となるので、2人のエピソードが入ってくるかもしれない。
第1子出産に伴って山本が出演を辞退し、生田絵梨花(29)が芙美子役を引き継ぐことになったが、NHK朝ドラ『風、薫る』の玉田多江役を見る限り、生田はツンキャラがだいぶこなれてきている。芙美子のクールな表情の奥に、深見への愛やなつ美への優しさを感じさせる、わざとらしくない自然なツンが期待できそうだ。
もちろん、ツンが強ければデレも深くなる。公式の芙美子のプロフィールには「結婚後もサバサバした魅力は健在」「夫婦生活に花を咲かせる」、深見は「一筋縄ではいかない妻・芙美子にちょっぴり振り回されつつも、愛おしむ日々を送っている」とあり、今回は江端夫婦だけではなく、深見夫婦ならではのキュンも描かれるだろう。
さらに連載中の原作では、瀧昌の人事異動が決まり、夫婦は横須賀を離れて広島・呉へ移ることに。新たに出会った友人夫婦の不器用な関係を江端夫婦が心配したりなど、新たなトピックが展開されている。どこまで描かれるかは不明だが、続編でもいろいろな形のキュンが楽しめそうだ。
(ドラマライター・ヤマカワ)
■ドラマライター・ヤマカワ
編プロ勤務を経てフリーライターに。これまでウェブや娯楽誌に記事を多数、執筆しながら、NHKの朝ドラ『ちゅらさん』にハマり、ウェブで感想を書き始める。好きな俳優は中村ゆり、多部未華子、佐藤二朗、綾野剛。今までで一番、好きなドラマは朝ドラの『あまちゃん』。ドラマに関してはエンタメからシリアスなものまで幅広く愛している。その愛ゆえの苦言もしばしば。