芳根京子(26)が主演を務める『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)の視聴者離れが止まらないようだ。
同ドラマは、奥乃桜子氏の同名小説シリーズ(小学館)が原作。飲料メーカー「月夜野ドリンク」で働く、真面目でお人好しな新米社員・藤崎亜季(芳根京子)が、弁理士資格を持つエリート上司・北脇雅美(重岡大毅/30)とバディを組み、知的財産をめぐる問題に立ち向かうというもの。
5月3日放送の第3話は、縄文土器から生まれた「ツキヨン」というキャラの商標権をめぐり、物語が展開された。商標出願を担当した亜季はツキヨンを広めた縄文土器マニアの土器子(北香那/26)に連絡して出願を認めてもらうが、親会社の知財部から商標出願を止めるよう命令が。
北脇の取り計らいで出願はできるようになったが、ライバル会社のハッピースマイルが、ツキヨンの商標登録に動き始めたとの情報が。北脇はすぐに商標出願するよう命じるが、亜季は土器子の「誰が作ったか分からないツキヨンは、皆のもので独占してはいけない」という想いに感じ、商標登録をやめたいと北脇に言い出し……という内容だった。
TVerでの再生回数は約8300回(5月7日時点)と、同じく爆死といわれている同局の『だが、情熱はある』の約1万5000に大きく引き離され、お気に入り登録数も15位と大きく沈んでいる。平均視聴率に関しても、前回の第3話が4.3%(ビデオリサーチ調べ/関東地区/世帯/以下同)と低迷。視聴率、配信ともに失敗といえる結果になってしまった。
原因としては、ツイッターに「芳根京子ちゃんの役…毎回イライラするんよな〜って思ってたら結構視聴者の皆さんも思ってた 毎回解決するから結果オーライになるんだけど…ドラマの途中がものすっごくしんどい 自分の事主張する割にあのオドオド態度。あ〜イライラ」という声があがっているように、自分の思いを優先し、周囲をかきまわしてしまう亜季のキャラ。見ていて思い入れができないのが、マイナスポイントになっているようだ。