■「インバウンド観光客に“やめてほしい”こと」、「命に関わる」のは
第5位(8.0%)は、レンタカーなどの危険運転。
最近は海外からの観光客による交通事故も増えている。右側通行の国から来た観光客にとって日本の左側通行は勝手が違うため、無意識に逆走してしまうケースが少なくない。
さらに、一時停止や一方通行など日本の道路標識を十分に理解せず、見落としてしまうことも一因となっている。警察庁の発表によると、2025年における外国人が運転するレンタカーの人身事故件数は212件を記録し、この10年間で最多となった。
今年7月には、北海道富良野市の国道で香港からの観光客4人が乗ったレンタカーと乗用車が正面衝突し、レンタカーの助手席に乗っていた女性が亡くなるなど、深刻な事故が後を絶たない。
「巻き込まれる危険があるから怖い」(28歳/男性)
「危険運転は命に関わる行為なので絶対にやめてほしい」(40歳/男性)
「最近、事故のニュースをよく聞く」(49歳/男性/会社員)
「人命にかかわるので本当に取り締まったほうがいい」(35歳/男性)
「普通に怖すぎるし、できれば運転はやめてほしい」(44歳/女性/パート・アルバイト)
第4位(9.0%)は、私有地立ち入り。
SNSなどでの“映え”を重視する旅行トレンドが背景にあり、一部の観光客の間では“珍しい風景を撮影するためならどこに入っても構わない”という歪んだ認識が、単なるマナー違反を超えて住民の生活権や安全を脅かす問題となっている。
2024年には芸妓や舞妓が行き来する京都・祇園の花見小路に面する私道「小袖小路」に、観光客の立ち入りを禁じる看板が設置され、注目を集めた。殺到する外国人観光客による観光公害対策の一環であり、英語や中国語の案内文とともに、違反した場合は「罰金1万円」が科される旨が記されるなど、私有地を守るための自衛策が一段と強まっている。
「入ってはいけない場所まで入っていて、はたから見ていて見苦しい」(41歳/女性/会社員)
「立ち入られたほうは怖いと思う」(46歳/女性/自由業)
「地元の観光地で立入禁止を無視して侵入する人が相次いだため、全面的に誰も入れないように金網が張られてしまい、見た目の印象が残念になってしまった」(48歳/女性/自営業)
「ニュースになるくらいこの手のやらかしが多すぎる」(36歳/男性)
「日常が壊されて迷惑」(40歳/女性/会社員)
■「インバウンド観光客に"やめてほしい"こと」ランキング
1位 ゴミの放置・ポイ捨て
2位 公共の場所での迷惑行為
3位 神社仏閣などでの迷惑行為
4位 私有地立ち入り
5位 レンタカーなどの危険運転
6位 電車などでのマナー
6位 お店などでのマナー
6位 トイレマナー
9位 交通ルール違反
10位 路上飲酒・喫煙
10位 行列への割り込み
