石橋静河(32)主演のNHK連続テレビ小説『ブラッサム』の第3週「化粧と、初恋」が、10月12日から放送される。5日から9日まで放送された「父からの、解放」は、驚くほどのスピード展開だったが、視聴者からの称賛の声は多い。

 同ドラマは、98年の生涯で明治、大正、昭和を駆け抜けた作家・宇野千代をモデルとした物語。山口県岩国市に生まれ、好奇心旺盛で即行動する主人公・葉野珠が、さまざまな困難にのみ込まれながらも、作家として生きることに向き合っていく。珠の幼少期は村上蘭(12)、成長後を石橋、晩年を加賀まりこ(82)が演じる。

 第2週では、大正2年、珠は高等女学校の4年生となった。女学校では「良妻賢母」育成のための教育が徹底されており、珠や同級生・角田忍(木竜麻生)たちは女性が自由に生き方を決められない現状に対し、割り切れない思いを抱いていた。ある日、忍が、自分たちの秘めた思いを表現するため、同人誌を作ろうと提案する。

 そんな中、父・清治(渡部篤郎/58)が縁談話を持ってきた。珠は「お父様が決めたこと」と受け入れ、嫁入りする。しかし、夫・享一(小堀正博/38)は珠に一切関心を示さず色街に通い、毎晩、ひとりで寝床につく珠は「やめじゃ」とつぶやいて家を飛び出した。珠は縁談を台無しにしたことを清治に謝るが……という展開。

 清治は病に倒れ、自らの幻を見て錯乱。包丁を振り回して暴れ、「死にとうない」と珠に言葉を残して亡くなった。同人誌を作って、教師に怒られて捨てられ、縁談、結婚、家出、離縁、そして父の死と、とにかく展開が早かった。ここまで早いと視聴者が置いてけぼりになりそうなものだが、それはないようだ。