■背景に売り子の“杯数歩合”? DeNA広報は「認識しております」
実際、ビールの売り子は売上によって報酬が左右されるシステムだという。スポーツ紙記者が話す。
「横浜スタジアムでキリンビールの売り子を募集している東映エージエンシーの求人サイトには、売り子の給与は《日給2,800円~3,500円+杯数歩合+達成金(ボーナス)》と記されています。『杯数歩合』に関しては《ビール1杯販売につき+35円》とあり、売った杯数が多いほど売り子の収入が増える仕組みです」
客が買ったビールをその場で捨てる行為を、球場側は把握しているのか、そしてどのような認識でいるのか——。
本サイトはまず、売り子を募集している東映エージエンシーに問い合わせたが、回答できないとのことだった。これを受け、続いては球場を運営する株式会社横浜スタジアムに問い合わせると、同球場を本拠地にする横浜DeNAベイスターズの球団広報から回答があった。
担当者は今回の件について、「球場内でのビールの立売販売に関して、SNS上で拡散されていることは球団として認識しております」と、X上で物議を醸していることは把握していると認めた。
一方で、「その他のご質問に関しましては、現在確認中につき、詳細はお伝えできかねます」と、詳細については確認を進めている最中で、現時点で詳しいことは答えられないとした。
前出のWEBメディア編集者がX上で起きている余波について言う。
「動画が拡散されて以降、さまざまな意見がX上に寄せられています。自身を“別の球場で売り子をしていた”とするユーザーからは、《私がドームで売り子してた時、飲まない分は注がずにまとめてコップ渡すだけで良かったんだけど》という投稿や、《某球場では、支払いして、ビールを受け取らない客を見たことがあります》という投稿もあり、類似するケースについて語る投稿も出ています」
クライマックスシリーズのファーストステージを突破、14日からファイナルステージに臨むベイスターズ。ファイナルステージを目前に控えるなかで広がった今回の動画。球団側は現在、詳細を確認しているという。