俳優の赤楚衛二(29)が7月スタートの日本テレビ系ドラマ『こっち向いてよ向井くん』(水曜22時)で主演を務めることが、5月7日に明らかになった。

 赤楚は『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(通称:チェリまほ)』(テレビ東京系)への出演をきっかけに大ブレイク。

石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』(TBS系)、NHK連続テレビ小説舞いあがれ!』、現在放送中の『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)、『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』(TBS系)にも、メインキャストとして出演しているが、地上波ゴールデン・プライム帯の連ドラ主演は初となる。

『こっち向いてよ向井くん』は、2022年の「第13回 ananマンガ大賞 準大賞」受賞、『FEEL YOUNG』(祥伝社)にて連載中のねむようこ氏による同名漫画が原作。

 性格がよく、仕事もできる“いいオトコ”であるにもかかわらず、10年前の失恋からブランクが空きすぎて「恋愛迷子」になっている主人公・向井悟が、間違えたり、まごついたりしながら不器用な恋にチャレンジしていく姿が描かれる。

 主演にあたって赤楚は「ちょっとしたセリフがリアルでグサッと刺さったり、性別を問わず楽しめる作品になっています。これから発表になっていく素敵なヒロインのみなさんに向井くんがどう翻弄されていくのか、僕自身も演じるのが楽しみです」と意気込みを語っている。

■「赤楚衛二vs杉野遥亮」の“癒し系イケメン対決”に

「20代後半のイケメン俳優として大活躍の赤楚さんの主演ドラマが決まって、ファンも大喜び。ただ、7月クールの水曜22時、フジテレビでは杉野遥亮さん(27)の主演ドラマも控えているんです。2人とも推している人からは、悩ましい声も上がっています」(女性誌ライター)

 5月2日、杉野が7月スタートのフジテレビ系ドラマ『ばらかもん』(水曜22時)で主演を務めることが発表された。赤楚と同じく、杉野にとって地上波ゴールデン・プライム帯の連ドラ初主演作となる。

※画像は『ばらかもん』の公式ツイッター『@barakamon_drama』より

 同作は、『ガンガンONLINE』、『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にて2008年から2018年にかけて連載されたヨシノサツキ氏による同名漫画が原作。

 日本一美しい海を擁するとも言われる長崎・五島列島を舞台に、書道だけを支えに孤高に生きてきた都会育ちの青年書道家が、五島列島で出会った島民たちとの交流を通じ、書道家として、そして人間としても成長していくハートフル“島”コメディだ。

 連続ドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)で演出を担当した河野圭太氏と、脚本を手掛けた阿相クミコ氏が再びタッグを組む。