■巨大手裏剣にマシンガン乱射に…無双姿が話題に
そんなゲルン(Dew)は、第20話で「シャキ城」に突入後には、まるでハリウッド映画のような大立ち回りを繰り広げて、視聴者を沸かせた。
まず、シャキ城の門番を手裏剣で次々と撃退。乃木が拉致された別班員を救出して脱出する際には、囮になってシンシーたちと戦ったが、そこでは前述のように巨大な赤い手裏剣を投げつけたり、両手に持った2丁のマシンガンを乱射してシンシーたちを蹴散らしたりと大活躍。仲間を「仏陀の徳がお前を導いてくれる」と励ましたり、敵を殺す際に「仏陀、お許しください」と一礼する場面も含めて、とにかくキャラが立っていた。
一連のゲルンのアクションシーンには、
《ゲルンだけやってることが8,90年代の肉弾アクション映画なんよw 手裏剣投げたり ブーメラン手裏剣投げたりw無限サブマシンガン腰だめに構えて、敵陣掃射したり》
《ゲルンさん、銃を両手で撃つし、巨大手裏剣で攻撃した辺りやっぱこの人だけ世界観おかしいし、この人本当に好きすぎる》
《ゲルン「ブッダ、お許しください…」で合掌して1人撃ち殺した後にマシンガンぶっ放すのおもろすぎへんか》
《ゲルンのブーメラン手裏剣からのマシンガン2丁構えがかっこよすぎて、配信5回巻き戻して観た》
といった、絶賛する声が多く寄せられている。アーノルド・シュワルツェネッガー(79)の『コマンドー』(1985年)やシルベスター・スタローン(80)の『ランボー』(82年)など、往年の人気アクション映画を連想する声も多い。
そのように注目を集めているゲルン役のDewは、10月13日にインスタグラムを更新。アクションシーンについて《あの時の私の目つきは、まさに100%「ゲルン」そのものでした。役の魂や本質をすべて演技に注ぎ込んだ結果、素の自分とは似ても似つかない、猛々しく威圧的な眼差しになったのです》《雨や寒さと闘いながら何晩もかけてあのカットを撮り上げました》と振り返っている。
そんなDewのタトゥーはメイクではなく実際に入れているが、タトゥーを紹介する際の2025年8月投稿の写真のハッシュタグが《irezumi》《japanisetatoo》だったり、今年8月15日には《納豆は本当に大好きな日本食なんだ》(8月15日)と投稿していたりと、日本文化を好んでいることが伝わってくる。
第1シーズンでは、チンギス刑事役のモンゴル人俳優であるバルサラハガバ・バトボルド(40)が話題を呼んだ『VIVANT』。第2シーズンでは、チョッキー役のタイ人俳優・タナパック・ジョンジャイパー(29)が人気を博しているが、第20話の“無双”で一気に存在感を高めたDew。終盤戦でさらに見せ場があるのかにも注目が集まる。
特撮・ドラマ・映画ライター・トシ
幼少期に『仮面ライダーアギト』を観て複雑なシナリオに「何かとんでもないモノがスタートした!」と衝撃を受け、平成ライダー、そして現在放送中の令和ライダーを筆頭に、特撮作品を愛するように。
特撮出身の俳優を追う過程で一般ドラマや映画の世界にも興味を抱くようになり、旬なドラマ・映画は欠かさずチェック。エキストラとして作品に参加し、阿部サダヲや藤原竜也など一流の俳優陣の生の芝居に衝撃を受けることもしばしば。『VIVANT』第1シーズンでは考察を大いに楽しんだ。