魂の伝道師、ラモス瑠偉のコラム。

 2018年から森保一監督が率いている日本代表は“真のプロフェッショナルの集団”です。日本のために全身全霊を賭けて戦うというマインドを持っているようと思います。

 そのプロ意識が本格的に根付き始めたのは、私とカズが初めて日本代表に呼ばれた横山謙三監督時代ではないかと考えています。

 自分とカズさんの代表デビューは中国で開催された90年のアジア競技大会。加藤久さん、水沼貴史さんといった1980年代をリードしてきた年長者が外れ、堀池巧さん、浅野哲也さん、黒崎久志さん、北澤豪さんのような若手が数多く入ってきたチームでした。

 しかし、最初は大半の選手が自分の所属チームで海外遠征しているような気楽な感覚でした。「これからアジア大会で勝ちに行くんだよ」と言っても、あまり真剣に受け止めていないようにも見受けられました。