フジテレビは、2001年の映画から始まり、03年からドラマ版も展開した人気シリーズ『ウォーターボーイズ』の完全新作となる連続ドラマ『ウォーターボーイズ2027』を27年夏に放送すると発表した。
『ウォーターボーイズ』は、シンクロナイズドスイミング(現:アーティスティックスイミング)に挑戦する男子高校生たちの奮闘と友情を描く青春コメディ作品。2001年公開の妻夫木聡(45)主演映画『ウォーターボーイズ』が大ヒットしたことから、映画の製作に携わっていたフジテレビによってドラマシリーズ化した。
ドラマ第1弾は、映画の2年後が舞台で山田孝之(42)が主演の『WATER BOYS』(03年7月期)。その後、市原隼人(39)主演の『WATER BOYS2』(04年7月期)、永山瑛太(43)主演の2夜連続ドラマ『WATER BOYS 2005夏』と続いた。
平均世帯視聴率は『WATER BOYS』が16.0%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)、『2』が16.8%、『2005夏』が2夜とも19%台と、いずれも高視聴率を記録している。
また、同作には学園ドラマということで当時の若手俳優が多くキャスティングされていて、映画版には玉木宏(46)や杉浦太陽(45)、03年のドラマ版には森山未來(42)や星野源(45)など、後の人気俳優が出演していた作品として今も注目されることがある。
22年ぶりの新作となる『ウォーターボーイズ2027』のキャストはオーディションで選び、稽古、ドラマ撮影本番まで約1年に渡って行なわれる「WATER BOYSプロジェクト」として展開すると告知されている。
往年の人気作品の再始動に喜ぶファンは多い一方で、
《良いドラマだったし、新作も観るけど、フジテレビは過去作に頼り過ぎじゃない?踊る大捜査線、GTO、救命病棟24時ときて次はこれ》
《またリメイクか、もう新しい名作はうまれないんだろうな》
《平成リバイバルかもしれないけどさすがにネタ切れ感すごいわまあ完全新作より当時人気だったドラマを再編成した方が楽だもんね》
といった、近年のフジテレビでは平成のヒット作のリメイクや続編が続いていることに苦言を呈する声も多い。
「確かに、最近のフジテレビでは“続編”が多いですよね。現在『月9』枠で放送中の江口洋介さん(58)と松嶋菜々子さん(53)のダブル主演作『救命病棟24時』第6シリーズも、2013年放送の第5シリーズから13年ぶりに復活した作品です。
先の7月期には、カンテレ制作の『月10』枠で反町隆史さん(52)主演の『GTO』が放送していましたが、これも1998年7月期に放送された同名ドラマの続編。同ドラマは注目された夏ドラマでしたが、少々寂しい結果に終わってしまいましたよね……」(スポーツ紙記者)
『GTO』は、藤沢とおる氏の同名漫画が原作の学園ドラマ。98年版は全話平均世帯視聴率 28.5%という大ヒットを記録したが、26年版は全話平均4.1%に終わった。
「現在はテレビ離れが言われているし、見逃し配信サービスが普及していて、リアルタイムでの視聴者は減った。そのため昔とそのまま比較するのはフェアではないでしょうが、それにしても、数字は高くはなかったですよね。
『GTO』に限らず、近年のフジテレビでは往年の人気作品の続編やリメイクが相次いでいますが――その結果にはかなり濃淡がありますね」(前同)