石橋静河主演NHK連続テレビ小説『ブラッサム』が好調だ。明治・大正・昭和を駆け抜けた作家・宇野千代さんをモデルにし、ヒロインが困難に揉まれながらも自らの意志で人生を切り拓いていく姿を描くストーリー。
そんな『ブラッサム』の序盤で大きな話題を呼んだのが渡部篤郎演じるヒロインの父・葉野清治。実家が山口県・岩国で有数の蔵元だが、自身は一切働かずに家業を弟に丸投げ、実家からの仕送りで生活する一方、家庭内では絶対的な権力者として君臨し、家族に対して理不尽な要求を繰り返す屈折したキャラクター。清治は10月9日放送の第10話で他界し、物語から姿を消したが、その“クズ父”ぶりがSNSなどで大きな反響を呼んだ。
朝ドラには清治のように物語を揺さぶり、視聴者をくぎづけにする“クズキャラ”の存在が欠かせない名物要素となっている。そこで今回は、30~60代の女性100人に「朝ドラ歴代最高クズキャラ」について聞いてみた。(自社リサーチ)
第3位(11.0%)は、『おちょやん』トータス松本(竹井テルヲ)。
杉咲花主演『おちょやん』(2020年度後期放送)で、ヒロイン・竹井千代の実の父親竹井テルヲ(トータス松本がランクイン。
名脇役として活躍した上方女優・浪花千栄子さんをモデルに明治末期、大阪の貧しい家に生まれ、9歳で奉公に出されたヒロインが芝居小屋の世界に飛び込み、女優の道を駆け上がっていく姿を描いたストーリーだったが、ヒロインの父テルヲは定職につかず、千代が奉公先で必死に貯めた給金や、母親の形見の着物を勝手に持ち去ってはギャンブルや酒代につぎ込むクズ親父だった。困ったときだけ千代にすり寄って迷惑をかけ続け、絶望のどん底に突き落としたりと、物語の展開を大きく牽引するキーパーソンとなった。
「子どもへの愛情が全然感じられない父親だった」(41歳/女性/主婦)
「ヒロインがかわいそうだった印象がある」(40歳/女性/パート・アルバイト)
「見た目も汚れているし中身も最悪で、見ていて不快だった」(44歳/女性/自由業)
「主人公を売ろうとしたり、とにかく嫌いだった」(35歳/女性/会社員)
「ダメなオヤジなのになぜか憎めないという演技がすごかった」(57歳/女性/会社員)
「強烈だった」(54歳/女性)
「トータス松本のようなチャーミングなキャラの人でなければ炎上しそうなほどのひどさだった」(57歳/女性/会社員)
「全ての悪いところを持っていた気がする」(56歳/女性/自営業)