■「朝ドラ歴代最高クズキャラ」、「ダメなんだけど憎めない」のは
第6位(5.0%)は、『ブラッサム』渡部篤郎(葉野清治)。
冒頭でも触れた石橋静河主演『ブラッサム』(2026年度後期放送)で渡部は、ヒロインの父親葉野清治を演じている。
明治、大正、昭和を駆け抜けた作家・宇野千代さんをモデルに、山口県岩国市に生まれたヒロインが、関東大震災や戦争、結婚、離婚、借金などの多くの困難に直面しながらも作家としての道を切り開き、自由に生き抜く波瀾万丈の生涯を描くストーリーだが、序盤に登場した清治は、一切働かずに実家からの金で放蕩の限りを尽くし、雨が降る中、幼い娘の珠に草履が濡れるという理由から裸足でお使いに行かせるなど、家族を高圧的に支配。自己中心的な行動で周囲を振り回し続け、そのクズっぷりがSNSを連日沸かせた。
「身勝手な親の暴君ぶりが見ていてイライラした」(52歳/女性/会社員)
「闇のある役だった」(48歳/女性/会社員)
「あまり見たことのない渡部篤郎さんで新鮮だった」(50歳/女性/会社員)
「キャラはよくなかったが俳優がよかったので不快感はそれほどなかった」(51歳/女性/会社員)
「腹は立ったがちょっとかわいそうだった」(53歳/女性/パート・アルバイト)
第5位(6.0%)は、『虎に翼』飯田基祐(大庭徹男)。
伊藤沙莉主演『虎に翼』(2024年度前期放送)で飯田は、ヒロイン・猪爪寅子(伊藤)の大学の同級生である大庭梅子(平岩紙)の夫、大庭徹男を演じた。
日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんをモデルにし、男尊女卑な大正から昭和の激動の時代にヒロインが自らの道を切り開くために法律を学び、仲間たちとともに弁護士、そして裁判官として世の中の不条理と戦っていく姿を描いたリーガルエンターテインメントで、徹男は高名な弁護士である一方、本質は極度の男尊女卑思想を持ち、家庭内や身内に対して激しいモラハラを繰り返す支配的なキャラクターだった。
妻の梅子を見下し、彼女が大学で法律を学ぶことを公然と侮辱したり、スマートな紳士の皮を被りながらも冷酷な振る舞いで、視聴者を心底不快にさせた。
「モラハラは見ていて最悪」(49歳/女性/パート・アルバイト)
「時代を反映していたと思うが胸糞が悪かった」(61歳/女性)
「身近にいるタイプでイライラした」(51歳/女性)
「ひどい夫だった」(57歳/女性)
第4位(10.0%)は、『ばけばけ』岡部たかし(松野司之介)。
髙石あかり主演『ばけばけ』(2025年度後期放送)で、ヒロイン・松野トキの父親、松野司之介を演じたのが岡部だった。
明治時代を舞台に、怪奇文学で知られる小説家・小泉八雲の妻・小泉セツをモデルにし、没落士族の娘であるヒロインが外国人の英語教師レフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)と出会い、怪談が好きという共通点から心を通わせ、激動の時代をたくましく生き抜く夫婦の人生を描いた。
司之介は、もともと松江藩の上級武士だったが、明治維新によって家禄を失い、貧乏生活へと転落。迷走を続け、ヒロインら家族を養うために始めた“うさぎ事業”に失敗して多額の借金を背負ったり、怪しい投資事業に手を出して騙されたりと、家族を何度も経済的危機に陥れる暴挙を繰り返した。
一方、妻・フミ(池脇千鶴)には情けない愚痴をこぼしては呆れられるなど、どこか憎めない愛嬌と哀愁があり、人間味あふれるダメ親父として視聴者に愛された。
「ウサギでひろ儲けしようとしたクズっぷりには驚かされたが、どこかかわいかった」(52歳/女性/主婦)
「イライラしたけど、当時は当たり前のようにいたキャラだと思った」(62歳/女性/主婦)
「ダメなんだけど憎めない」(56歳/女性/主婦)
「騙されやすいキャラだった」(54歳/女性/自営業)
「何度失敗しても懲りずに同じ失敗を繰り返して、うわべだけの反省をするところが嫌だった」(54歳/女性/会社員)
「イライラしたけど憎めないキャラだった」(38歳/女性/会社員)
■「朝ドラ歴代最高クズキャラ」ランキング
1位 『ちむどんどん』竜星涼(比嘉賢秀)
2位 『あんぱん』松嶋菜々子(柳井登美子)
3位 『おちょやん』トータス松本(竹井テルヲ)
4位 『ばけばけ』岡部たかし(松野司之介)
5位 『虎に翼』飯田基祐(大庭徹男)
6位 『ブラッサム』渡部篤郎(葉野清治)
7位 『半分、青い。』中村倫也(朝井正人)
7位 『カムカムエヴリバディ』濱田岳(橘算太)
9位 『らんまん』要潤(田邊彰久)
9位 『風、薫る』三浦貴大(奥田亀吉)
