今年も数多くの事件やドラマがあったプロ野球。球界関係者3人による大好評の「覆面座談会」特別編(全2回)をお届けします。後編では、全マスコミが動いた「松井秀喜新監督」騒動の舞台裏や、“ゾンビたばこ”問題で揺れる広島のFA危機など、ストーブリーグ(裏)情報を言いたい放題。舞台裏を全部書きます!!

※本記事の情報は、座談会開催時のものです。記事公開時点では、巨人の新監督人事、ドラフト会議の結果、各選手のFA・移籍動向、年齢・成績などが変わっている場合があります。本文は座談会当時の発言のまま掲載しています。

<座談会出席者>
A:スポーツ紙デスク スポーツ紙一筋30年。セ・リーグの責任者。
B:スポーツライター 球団職員から記者に転身。パ・リーグの情報通。
C:週刊誌記者 ネタは足で稼ぐ週刊誌記者。大リーグ事情にも精通。

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──現時点では未発表の巨人新監督なども含めて、人事回り&FA動向などで裏ネタを、ぜひ。

A シーズン中からずっと注目されていたのが、なんと言っても巨人の新監督だよね。今日になって、「松井秀喜新監督」が確定なんて噂も入ってきた。

C 10月22日発売の『週刊文春』に「松井秀喜の重大決断」と題した記事が掲載されたのが大きいですね。雑誌の早刷りを読んだマスコミが裏取りに走って、知り合いの報知の記者には電話とメールが殺到したそうです。

B この座談会が掲載されるときには、もしかすると松井新監督が誕生している可能性もあるね。

C 自分も片っ端から知り合いの球界関係者に連絡しましたが、確証は得られなかった。ただ、「高橋由伸が断った」という話は、複数の関係者から聞きました。

A いずれにしても、新監督が決まらないまま22日のドラフト会議に臨んだ巨人が、相当苦労していたことだけは確かだよ。

B それにしても、中日の新監督が工藤公康ってのには驚いたね。一時は井端らと並んで、桑田真澄の名前も挙がっていたけど。

C ソフトバンクの王貞治会長も「彼はやらないと思う」と見ていたようだし、球界的にもかなりのサプライズってことですよね。

A 単純に井端や桑田より安かったってことだと、私は見ているけどね。桑田なんかは、与田剛の退任時に自ら売り込んで、そのときの条件が、2億円だったとも聞く。そういうがめつさが工藤にはなかったってことなんじゃないかな、と。

B さもありなん(笑)。あと、工藤監督ってビックリするほど球界に友達がいないから、基本的に人事は球団任せなんだよね。松中信彦コーチの退団に関しては、現役時代の彼の行状をよく知るだけに、「あいつだけは外してくれ」と言った可能性もあるけれど(笑)。

C 与えられた戦力で、結果はきっちりと出す。中日的には、そこに期するものもあったということか。実際、指導力には定評があるし、「大事なのは生え抜きのOB」という姿勢は会見で本人も明言している。金丸夢斗(23)あたりは、同じ左腕なだけに、ひと皮むけそうな気もします。