■ディアボラ風ハンバーグのソースを別料理にも

 公式サイトに「ピザに半熟卵をトッピングしてビスマルクにする」と掲載されているように、サイゼリヤではトッピング次第で別の料理に変化する。

「小エビのサラダにペコリーノチーズと半熟卵をトッピングすると、シーザーサラダのように」(幸=以下同)

 ペペロンチーノに、エスカルゴのオーブン焼きをオイルごとぶっかけるのも一興だ。

「濃厚なガーリックバターがパスタに絡み、専門店なら1500円は下らない絶品パスタに化けます」(前出のグルメライター)

 幸は「100円足すことで、おいしさが倍増するトッピングがある」と話す。

「100円でトッピングできる野菜ソースが本当においしいんです。ディアボラ風ハンバーグの上に乗っているソースなんですけど、家で再現しようと試みても、あの味にはなりません。

 オススメは野菜とキノコのピザにトッピングかな。ペペロンチーノやフォッカチオでもいいし、シンプルにライスにぶっかけてもおいしいと思います」

 デザートでは、ジェラートとシナモンフォッカチオの組み合わせが、セットでメニュー化されている。

「以前は、別々に頼んでお客さんがシナモンフォッカチオにジェラートを乗せていましたが、次第に店員が“こちらで、のせますね”と聞くようになったんです。

 定番化して、ジェラート&シナモンフォッカチオとしてメニューに加わりました」(幸)

 このように客の声をメニューに反映させていく姿勢こそ、サイゼリヤが長年、愛され続ける最大の理由なのかもしれない。

【後編】薄幸さんは、金欠&晩酌のときには複数のメニューを頼む「マッチング」をオススメする。他にも、二日酔いの朝に頼むべきメニューや、まだまだある裏技も紹介。《【後編】はこちらから》

薄幸(すすき・みゆき)
1993年1月24日生まれ、千葉県出身。2017年1月、安部紀克とコンビ「納言」を結成。幸のやさぐれキャラでブレイク。料理の腕前にも定評があり、25年12月にはレシピ本『納言・幸の今夜もやけに旨いレシピ』(辰巳出版)が発売された。