■「ジュリー派のインテリジャニーズ」が重宝されるワケ

 前出の芸能プロ関係が続ける。

「相談担当者全員がジュリー派ですよね。ジュリー社長も彼らになら任せやすいと判断したのかもしれませんが、今やジャニーズ内ではジュリー氏やその娘で次期社長と目されているAさんに気に入られないと売ってもらえない、上に行けないという状況になってきているといいます。

 加えて、今のジャニーズ事務所の経営には、すでに大手レコード会社の幹部が入ってきています。それはつまり、かつての“ザ・芸能プロダクション”的な経営から、一般的な大企業的な経営に変化しているということ。そうした場所で重宝されるのは、学歴だけではないですが、自分の立ち位置がよく分かっている“賢い人”ですよね。

 さらに、ジュリー派ならより重用されるわけで、“インテリジャニーズ”はどんどん上に行ける。そういった意味で櫻井さんと菊池さんは象徴的な存在ではないでしょうか。

 そして阿部さんもその系譜を受け継ぎつつあると。彼も『アニキ会』の一員ですし、“第2の櫻井”という呼び声もあるほど。Snow Manは滝沢秀明さん(41)が手掛けた“滝沢派”ですが、その滝沢さんはもういない。これを機に阿部さんもジュリー派のど真ん中にのし上がっていく可能性もありそうです」

■櫻井&阿部を超える“とんでもない逸材”も!

 さらに“インテリジャニーズ”には、とんでもない注目株がいるという。

ジャニーズJr.内ユニット・7 MEN 侍本高克樹さん(24)です。中学時代には数学の全国模試で1位をとったほどですし、早稲田大学創造理工学部経営システム工学科を卒業し、同大大学院創造理工学研究科の修士課程へと進学。この3月に卒業していますが、修士論文で賞も獲得しているんです」(前出のワイドショー関係者)

 本高が獲ったのは、日本経営工学会の「Best Presentation Award」という賞で、同会の公式サイトの「Best Presentation Award 受賞者」の「2022年秋季大会」の一番上には本高の名前が確認できる。

「その演題は『ライブ・コンサートにおけるチケット不正転売防止を考慮した最適なチケット販売方法の提案』で、自身の芸能活動から研究テーマを設定したんでしょうね。

 学業で残した成果だけを考えたら櫻井さんや阿部さんを超えて、本高さんがナンバーワンでしょうし、もちろん芸能活動は頑張らないといけませんが、いずれは経営サイドも見るようになって、櫻井さんと並ぶような幹部クラスになっていくかもしれませんよね」(前同)

 才気あふれるインテリジャニーズが、今後は事務所を経営面からも支える!?