俳優・山本裕典(38)が10月24日に神奈川県の「アリオ橋本」でトークショーを開催。そこで11月6日公開の記念作品『仮面ライダーカブト 20th 天を継ぐもの』のキャスティングに関する意外な裏話を披露。ファンを沸騰させている――。

 山本は2006年度放送の『仮面ライダーカブト』(テレビ朝日系)に、“神代剣/仮面ライダーサソード”役で出演していた。『カブト』は「最強の仮面ライダー」をコンセプトに制作された作品。男児人気の高い昆虫をモチーフに、脱皮の要素も取り込んだスタイリッシュなデザイン、各ライダーの洗練されたアクションや個性豊かな変身者の活躍などから、現在も根強い人気を誇る作品だ。

 主人公の“天道総司/仮面ライダーカブト”は、水嶋ヒロ(42)が演じた。カブトはカブトムシ、サソードはサソリがモチーフである。

 今回の『天を継ぐもの』には、当時の準主人公である“加賀美新/仮面ライダーガタック”役の佐藤祐基(42)、サブライダーである“矢車想/仮面ライダーキックホッパー”役の徳山秀典(44)、“風間大介/仮面ライダードレイク”役の加藤和樹(42)の3ライダーの登場が予告されている一方で、水嶋演じる“天道総司/仮面ライダーカブト”は《かつての戦いから20年。天道総司の行方は、いまもわからなかった》(公式サイトより)とされ、水嶋の名前もクレジットされていない。

 そして、山本演じる神代剣も登場しないのだが――山本は今回のトークショーで、実は自分が出演する可能性はあったことを明かしたのだ。

 山本によれば、ガタック役の佐藤や、山本が10年間所属した事務所の社長・マネジャーが、東映側に「裕典も出そうよ!」と働きかけてくれていたという。そして、東映のプロデューサー陣も前向きだったという。

    しかし、山本が演じた神代剣は当時の本編で死亡しているうえ、その最期も非常に感動的なものだった。「それを20周年だからって復活させるわけには……」という話になり、スタッフも当時のキャストも前の事務所の社長も、泣く泣く再登場させるのを諦めた――という話を、山本はトークショーで明らかにしたのである。

 山本の説明を聞く限り、少なくとも『カブト』関係者や東映側との間に、再出演を妨げるような関係上の問題があったわけではなさそうだ。