■子ども食堂の開設2か月で相次いだ“来訪へのお願い”
食堂の所在地は東京都葛飾区の閑静な住宅街に位置している。周辺に住宅や小規模な店舗が立ち並ぶエリアだ。
「今回特に目を引くのは、《知っているのに自転車で来て》という表現です。以前から近隣への配慮を呼びかけていたにもかかわらずルール違反が続き、今回の強い対応に至ったとみられます」(前出の女性誌編集者)
“出禁”という強い警告に続き、その後の投稿ではさらに踏み込んだ対応を表明。
《自転車で来ている人がいないか スタッフが巡回するようにします 見つけ次第、帰宅していただきます》
と、ルールの徹底に向けてスタッフが巡回する方針を明らかにした。
なぜ開設から約2カ月で、相次いで強い来訪ルールを打ち出すことになったのか。本サイトでは、自転車での来店禁止に至った経緯や、近隣から具体的な苦情が寄せられていたのか、ルール違反が続いた頻度などについて質問をしたが、期日までに回答はなかった。
「具体的にどの程度の迷惑駐輪が続いていたのかは明らかになっていませんが、スタッフが巡回し、見つけ次第帰宅を求めるところまで踏み込んだことからも、食堂側が近隣への影響を重く見ていることはうかがえます」(前同)
公式Xの強い表明に、リプライ欄には《利用者の皆さん、しっかり自覚して利用してください!》《忙しいのにわざわざ巡回して注意するのも大変ですね》といった声が寄せられている。
一方、「やすまったり」の活動自体は拡大している。9月には180食を無償提供し、10月には260食を提供できる見込みだと発表。今後は未就学児を育てるひとり親家庭への食事提供も予定している。
支援の幅を広げる一方で、地域のなかで活動を続けていくためには、来訪者側にもルールの順守が求められる。開設から約2か月、やす子が奮闘する「やすまったり」は、その難しさに直面しているようだ。