■運転中の生配信事故、千葉県警が「ながらスマホ」に見解

 今回の動画に対して、Xには、

《配信しながら運転する意味がわからん 下手したら人を殺せる乗り物に乗ってるんだぜ?その意識あんの?》
《さすがに配信者の危険運転率高すぎない?》

 などと批判的な声が相次いだ。

 本サイトが今回の事態についてキッカーズ最高責任者である「キャプテン」の横山緑氏に取材を申し込むと、「大ちゃんマンはキッカーズ3軍メンバーであり、世間を騒がせ迷惑をかけたので3軍監督判断でクビになりました。被害者の有無に関わらず脇見運転を行いその後配信者のドッチボール企画に出るなど反省の色が見られなかったのも理由の1つです」と回答。「配信者精鋭軍団キッカーズは悪質な違反行為は降格かクビというルールがある」としたうえで、「車載配信より謝罪配信をしてほしいです」とバッサリ。

 本サイトは、大ちゃんマン本人に対しても事故を起こしたときの状況および事故・被害者の状況、また今後の配信について質問状を送ったが、10月30日時点で回答はなかった。

 動画配信が身近になるなか、配信中の運転を巡る事故も相次いでいる。今回事故が起きた場所は千葉県内だったことから、千葉県警察本部にも見解を聞いた。交通安全課担当者は、まず「車両運転中のスマホ・携帯の画像を注視する行為は道路交通法で禁止されています」としたうえで、こう続ける。

「画面を注視することにより、歩行者や自転車の発見が遅くなり重大事故に繋がる恐れがあります。もちろん、前方を走る車への注意も散漫になります。よって車両運転中は、周囲の状況に気を配り、前方を注意しながら運転するようにお願いします。ながらスマホに関連する交通事故は全国的に発生していて、今年3月にも新名神高速道路で事故がありました」(交通安全課担当者、以下同)

 新名神高速道路で発生した事故は、今年3月20日、三重県亀山市の下り線で、時速約82キロで走行していた大型トラックが渋滞の車列に追突したというもの。

 運転していた55歳の女は、事故直前にTikTokの料理動画を見て、スクリーンショットを撮ろうとして約13秒間前方から目を離していたと検察側から指摘された。この事故で計6人が死亡し、10月20日、津地裁は過失運転致死罪で拘禁刑7年を言い渡した。

「道交法では、ながらスマホで人身事故を起こした場合は6点の違反点数がつきますが、事故の度合いによってはそれ以上の点数がつきます。今回の件の“程度”について現時点で言うことはできず、また事故そのものは成田警察署の管内で捜査が進行しているところですが、スマホを含めた危険な運転は決してしてはいけないことです」

「ながら運転」は絶対にしてはいけない。