愛知県豊田市の社会保険労務士がXに投稿した“名刺”の写真が、Xで大反響を呼んでいる。

《スレッズでも書きましたけど、名刺大失敗してしまいました しかも600枚 それでもみなさん温かいコメントをいただけたので、ハチワレの『なんとかなれ』の精神で頑張ります》

 10月26日朝、人気作品『ちいかわ』に登場するハチワレのセリフを引用しながら、名刺の画像を公開したのは社労士の鈴木浩之さん(42)。画像内の名刺には肩書と名前、笑顔の顔写真が入り、一見するとどこが“失敗”なのか分からない。だが、よく見ると名刺の周りを茶色い背景と白い帯が囲んでいる──。実はこれ、机に置いた名刺を撮影した写真が、机を含めてそのまま印刷されてしまったのだ。

 投稿は瞬く間に拡散され、30日の時点で表示回数は1400万回を超えるほど大バズり。引用ポストやリプライ欄には、

《しばらく意味が分からず、理解した瞬間に吹いた》
《大失敗の理由を探して文字を何度も読み直した挙句、「ところで名刺の下に敷いてあるものは何だ?」と気づいたところで声出た》
《むしろコレ渡されたら絶対記憶に残るから名刺としては大成功な気が》

 といった声が続出。投稿は著名人の目にも留まり、コピーライターの糸井重里氏(77)も《絶対、なんとかなることでしょう!》と引用ポストでエールを送っている。

 鈴木さんはリプライで《確認メールが来てたんですが、よくよまずに注文してしまいました》と失敗の原因を説明しているが、なぜこのような名刺ができあがってしまったのか——。本サイトは鈴木さん本人に話を聞いた。

 鈴木さんは9月に開業したばかりの駆け出し社労士。これまではスーパーや精肉店で働いていたが、コロナ禍で苦しむ飲食店の経営者を見て「自分にも何かできないか」と考え、3回目の挑戦で社労士試験に合格したのだという。

 今回の“失敗した名刺”は、自身の“勘違い”から生まれてしまったそうだ。

「開業して最初に作った名刺は、ChatGPTとCanvaを使って自分でデザインし、作成しました。その後はプロのデザイナーの方に発注・印刷し、今回はそちらが少なくなってきたので、追加で業者に頼んだんです。ただ、前回の印刷時はデザイナーさんに入稿までお願いし、私の手元にはデザインデータがなかったので、名刺を写真に撮って業者に送りました」(鈴木さん)

 入稿後には、印刷会社から、本当にこのデザインで合っているのか確認を促すメールが届いていたというが……。