最近は動画配信のサブスクなどが増え、なかなか映画館に行く機会も減った。一方で映画館でしか楽しめない迫力や臨場感もあり、みんなで楽しむ雰囲気も味わいに映画館に出かける人もいるだろう。

 しかし、映画館で他社のマナー違反にイライラしてしまったという声もたびたびSNSなどで見かける。7月には、大ヒットした『映画ちいかわ 魚の島のひみつ』の鑑賞中に盗撮を目撃したというSNSの投稿が反響を呼んだばかり。こうした看過できない悪質な行為に直面した人も多いだろう。そこで今回は、20~30代の男女100人に「最悪な映画館迷惑マナー」についてリサーチ。「迷惑行為に遭ったらどうするか」についても聞いてみた。(自社リサーチ)

 第10位(4.0%)は、貧乏ゆすり。

 座席が連結している映画館の構造上、貧乏ゆすりの小さな揺れであっても周囲へは伝わりやすい性質がある。特に静かなシーンでは、その揺れが鑑賞の大きな妨げとなる場合も。

 暗闇の中では周辺視野が動きに対してより敏感になるため、視界の端で続く絶え間ない動きは周囲の人々にとって強烈なストレスになりそう。

「無意識かもしれないがイライラするのでやめてほしい」(35歳/男性/パート・アルバイト)

「ひどければ注意する」(36歳/男性/公務員)

「隣にいたら映画館から出ていくレベル」(28歳/男性/会社員)

 第9位(5.0%)は、いびき。

 本人に悪気や自覚がないものの、暗くて静かな映画館でついつい睡魔に襲われるという人も。しかし、うっかりかいたいびきは、周囲の人の鑑賞体験を台しにしてしまうかもしれない。

 生理現象なだけにスタッフに報告しづらく、我慢を強いられやすい構造がある。映画館に行く前には、しっかり睡眠をとっておく、飲酒後の入場を控えるなど、最低限の自己管理を心がけたほうがよさそうだ。

「気になったら声をかける」(37歳/女性/会社員)

「うるさいから家で寝てほしい」(29歳/女性/会社員)

「しょうがないと我慢する」(32歳/女性/会社員)

 第7位(7.0%)には、過剰なリアクション、子どもの泣き声・話し声、が同率ランクイン。

 没頭するあまり、驚いて声が出る、笑ってしまうなどしてしまうことはあるが、一人で見ているわけではないので過剰すぎるリアクションは、迷惑になる。周囲の観客も映画に没頭したいが、そのたびに隣の人がリアクションしていたら没入感を妨げられてしまう。映画館は「不特定多数の人が静寂を共有して鑑賞する場」であるという意識が必要だ。

 もしリアクションもしながら楽しみたいのであれば、最近は声出しなどもOKな“応援上映”などのイベントに参加すると思う存分楽しめるだろう。

「ビックリするからやめてほしい」(28歳/男性/会社員)

「あまりに何度もしていたらジロジロ見てしまうかもしれない」(27歳/女性/会社員)

「注意したいが我慢する」(24歳/女性/パート・アルバイト)

 子ども向けの映画では気にする必要はないが、幅広い年齢層が見る映画の場合、親としても泣き声や話し声が気になってしまうこともあるだろう。暗い映画館は、小さな子どもにはそれだけで緊張感を感じさせるため、“キッズ向け上映回”などで鑑賞するなど子ども優先で考えたい。

 一方、就学児であれば事前に映画館でのマナーを親子で話すことも重要で、保護者の対応が問題視されることが多い。

「大きな子だと、注意しない親にイライラする」(28歳/男性/会社員)

「しょうがないとは思うが気になってしまう」(33歳/女性/会社員)

「スタッフに報告してなんらかの対処をしてもらう」(26歳/女性/会社員)

「我慢。諦める」(32歳/男性/公務員)

「親に腹が立つ」(37歳/男性/公務員)

「スタッフに頼んで注意してもらう」(32歳/男性/会社員)