■5月23日以降に噂される“岩橋玄樹ルート”

 退所後に海外進出を目指している、と言われる平野たちにとって幸先の良い話とも言えそうだが、こんな声も――。

「“世界1位”と言っても、キンプリの日本のファンが圧倒的な数を買った結果なので、これをもって、海外進出を目標としている平野さんや岸さんの海外での成功が約束されたわけではありません。

 しかし、海外やアメリカのファン、さらには海外の音楽、芸能関係者に名前が売れる、というのはあるでしょう。実際、リプライ欄では英語圏のファンも多いことが確認できますからね。

 海外、アメリカに名前が売れる、それはつまり海外の業界関係者にとって、平野さんや岸さんが“ビジネスになる”ということになってくる。そのことは、平野さんらの目標が近づくことでもありますし、浮上している脱退後の話のリアル感が増してくることでもありますね」(芸能プロ関係者)

 2021年にキンプリを脱退し、ジャニーズ事務所からも退所した、元メンバーの岩橋玄樹(26)。彼は、世界的俳優・ウィル・スミス(54)も所属しているという、アメリカ・ロサンゼルスに本拠地を置く事務所「Three Six Zero」と、エージェント契約を締結したことを3月18日に報告している。

 また、元KAT-TUN赤西仁(38)、元関ジャニ∞錦戸亮(38)、山下智久(38)ら多くの“辞めジャニ”と交流のある外国人プロデューサーのJ氏が、現在、岩橋のマネジャー的な役割も担っているとも言われている。

「平野さんらと岩橋さんとの関係は現在も良好で、連絡も取っているといいます。そして、岩橋さんのマネージャーのJ氏が、平野さんらに接触したという話も報じられている。つまりそれは、平野さんらサイドから見れば、“岩橋さんのルート”で海外進出の足掛かりを築く、ということですよね。

 そうしたところで、今回の『ワールドミュージックアワード』でのキンプリの1位奪取は大きな意味を持ってくると。何も肩書きがないよりも、“世界1位を取ったキンプリの中心にいたアーティスト”の方が、売る方も売りやすいに決まっていますからね。

 今回のキンプリのベストアルバムが『ワールドミュージックアワード』の1位を獲得したことで、平野さんたちの5月23日以降の“岩橋さんルート”のリアル感は増してくるのかもしれません」(前同)

 2021年8月の『non-no web』にて、

「海外でも活躍できるようになることが最終目標だとしたら、今はそこに徐々に近づいていくことが目標。それ以外の大きな目標は、僕の場合ないかもしれないです」

 と話していた平野。新スタートを切る5月23日まであと14日――。