■一発アウトでナイチンゲールダンスは“令和ロマン状態”に
2019年6月に、元雨上がり決死隊の宮迫博之(56)を中心とした複数の芸人が反社会的勢力の会合に参加し、謝礼を受け取っていた“闇営業問題”が勃発。同年7月、宮迫は吉本を退所し、雨上がり決死隊は21年8月をもって解散した。
もちろん、今回契約解除となったヤスの無断ライブが反社会的勢力との関係を指摘された宮迫の闇営業問題と同じ性質のものというわけではない。ただ、吉本興業が所属芸人の事務所を通さない活動に厳しい姿勢を取るようになった背景には、当時の騒動があるという。
「反社会的勢力と関わりを持ったとなると、“1人の芸人・タレントの問題”というのに止まらず、会社全体に大きなダメージを与えることになりますからね。そういったことを避けるため、吉本は闇営業問題以降、コンプラ研修を実施するようになったといいます。まだ売れていない芸人から大御所まで全員が受けるように徹底されていて、忙しい芸人・タレントも多いですからオンラインでも受講可能です。
そのコンプラ研修では“会社を通さない闇営業は絶対にNG”と通達されていたのに、それを破ったことが、ヤスさんが“一発アウト”になった要因の1つだともっぱらです」(前出のバラエティ番組ディレクター)
ナイチンゲールダンスといえば、『M-1グランプリ』では2度の準決勝進出、東京・神保町よしもと漫才劇場では看板を張るほどの人気コンビだった。
「ヤスさんの“闇ライブ”は後輩芸人も巻き込んでいたそうですからね。劇場や賞レースで活躍する先輩に頼まれたら、後輩としては断りづらい面もあるでしょう。そうした点も問題視された可能性はありますが、それもこれも闇営業問題を機に吉本のコンプラが厳格化したから。宮迫さんらの騒動が、現在の厳しい対応にもつながっているということですよね。
一方で相方の中野さんは闇ライブにいっさい関与していなかったため、吉本に残ることに。令和ロマンと同じ形ですよね」(前同)
23年、24年と史上初の『M-1』2連覇を果たした令和ロマンだが、25年2月に複数の吉本芸人がオンラインカジノで賭博していたことが明らかになり、高比良くるま(32)も過去に利用していたことが発覚。
くるまは芸能活動自粛期間を経て、同年4月に吉本が、くるまとのマネジメント契約終了を発表。相方の松井ケムリ(33)は現在も吉本所属で活動を続けている。
「5月16日に神奈川・Kアリーナ横浜で単独ライブを開催するなど、コンビとしてはライブやイベントで活動。くるまさんは地上波のバラエティ番組にも出演していますが、ナイチンゲールダンスも令和ロマンのように、所属事務所が異なる状態でコンビ活動を続けていくことになるのでしょう。彼らの今後の活動がどのようになっていくかも気になりますね……」(同)
“令和ロマン状態”になったナイチンゲールダンスは今後、どのような活動をしていくのか――。