■オーディション番組を勝ち抜いた“底力”

 デビューした時期が悪く、コロナ禍直撃という“憂き目”にもあったJO1。しかし、昨年はまさに彼らが破竹の勢いにあったことは間違いない。前出のエンタメ誌記者が言う。

「昨年は初のアリーナツアーが行なわれ、5都市13公演で11万人を動員しました。さらにNHK では『This is JO1~Go to the Dream~』というドキュメンタリー特番、フジテレビでは全4回の冠バラエティ番組『JO1CX-TV』が放送。ニッポン放送でも、『JO1のオールナイトニッポンX』(木曜・0時~)がスタートし、“素”のトークが大人気です。

 数多くの音楽番組にはもちろん、大晦日には『NHK紅白歌合戦』への初出場も果たしました。やはり過酷なサバイバルオーディションを勝ち抜いたメンバーだけあって、底力が違うことを見せつけた形です」

 そんな中、芸能プロ関係者は声を潜めて「ジュリーさんが、とにかくJO1が嫌いなんです」と言うのだ。

「昨年の紅白で、初出場した男性ボーイズグループはBE:FIRST、JO1、なにわ男子の3組でした。ジャニーズ事務所からはなにわ男子のほか、King&Prince関ジャニ∞KinKiKidsSixTONESSnow Manの計6組が出場。一昨年は5組だったので、1組増えました。

 ただ、そもそもジュリーさんは、一昨年の時点で、11月にデビューしたばかりのなにわ男子をどうにか出場させたかったと言われています。逆に、実は一昨年の紅白出場が内定していたのに、ジュリーさんが覆した、とささやかれるのが、JO1なんです」(前同)