NHK朝ドラ女優の身辺が、にわかにキナくさくなっている――。

 問題が報じられたのは、5月9日発売の『女性自身』(光文社)。1995年のNHKの朝ドラ『走らんか!』(1995年)でヒロインを演じた女優の中江有里(49)の夫で、写真家の初沢亜利氏(49)の「DV」「非嫡出子」「養育費未払い」が、元婚約者だという女性によって告発されたのだ。

 中江と初沢氏の結婚は、2023年4月17日に『文春オンライン』(文芸春秋)が報道。脚本家、小説家の顔も持つ才女で、品性と知性溢れる中江と、社会派カメラマンとしてファンも多い初沢氏の結婚に、祝福の声が相次いだ。

 しかし、今回の『女性自身』の記事によれば、初沢の元婚約者だというA子さんは、2011年、知人を介して初沢氏と知り合ったという。その後婚約し、ほどなく身籠ったが、その頃から初沢氏のDVに悩まされ、警察沙汰にもなるほどに。そのまま破局し、A子さんが産んだ男児はすでに10歳になるものの、養育費のほとんどは未払いだというのだ。

 婚姻関係のない女性との間の子どもは、非嫡出子ということになる。親権問題に詳しい弁護士が解説する。

「非嫡出子の“父親”にとっては、認知と養育費、という2つの大きな問題が発生します。認知は、父親とその子が法的に親子関係であるとするもの。これにより、子ども側は養育費の請求や財産の相続ができるようになります。初沢さんは、認知はしているようですね。

 ただし養育費について、A子さんの話では、初沢さんが当時“収入がない”と主張したため、相場よりも低い金額だったことに加え、“支払ったのは最初の2年間だけ”だそう。これまでにもらった養育費はトータルで26万円だけで、ほぼ未払いのままだとしています」