■父は早稲田大学出身の写真家、母は詩人――芸術一家で女性にもモテモテ
『女性自身』にA子さんが明かした話では、8年前から養育費の支払いがないため、弁護士の下、支払いに関する強制執行の手続きを始めたとのことだ。
そんな中、2人の知人が、初沢氏の生い立ちと“やり手”っぷりについて振り返る。
「初沢さんは、お父さんも著名な初沢克利さんという写真家で、お母さんは詩人です。克利さんは早稲田の仏文科を中退、専門学校を卒業後、1972年に渡仏しており、初沢さんはパリ生まれ。その後帰国し、港区青山で育ちました。歌舞伎役者の香川照之さん(57)も卒業した私立・暁星高校の兄弟校である暁星国際高出身で、なかなかのお坊ちゃん育ちです。
合唱団に所属し、子役として舞台に立ったこともある芸術一家で育った初沢さんは、小学4年生の時にはディズニー映画『ピノキオ』(再公開版・1983年)でピノキオの吹き替えを担当しています。上智大学在学中には写真部に所属し、卒業後は写真スタジオで働いた後、独立するなど、エネルギッシュなタイプですね。
仕事では、イラク戦争直前のバグダッドや沖縄、北朝鮮など難しい問題を抱える都市に滞在し、そこに住む人たちの生々しい素顔を撮っていて、昨年は『東京 二〇二〇、二〇二一。』(徳間書店)にて三大写真賞の一つである林忠彦賞を受賞しています」
一方で、飲み仲間の一人からはこんな話も。
「初沢さんは飲み歩くのが好きで、すぐに誰とでも仲良くなれるのは彼の特性ですが、それが女性相手でも同様のようで……軽井沢に別荘を持っていて、それをよくアピールしていましたね。
ファッション面で覚えているのは、一度、カナダ発のファッションブランド・カナダグースの真っ赤なダウンコートを着ていたので、何気なく“いいですね”と言ったら、ダウンジャケットにもグレードがあるんだとウンチクを垂れられたことです(笑)。質へのこだわりがすごいんでしょうね……。
女性からすれば、写真家という感性の必要な仕事で名を成しているうえに、コミュニケーション力も抜群。オシャレで別荘も持っているとなれば、魅力的に映らないわけはありません。中江さんとは互いに阪神ファンということでも意気投合。昨シーズン限りで引退した糸井嘉男さん(41)の引退試合も、仲良く甲子園まで2人で観戦旅行に出かけています」