■出演作品のギャラは「1本1億円」! 真剣佑のギャラ事情

 ただし、前出のエンタメ誌編集者は、「300スクリーン以上という大規模公開で、最終的な興行収入が3億円以下なら、間違いなく“大コケ”という扱いになる」と指摘する。

「『聖闘士星矢 The Beginning』の初日から3日間の興行収入は、4000万円~5000万円と推察されています。最終興行収入の目安は初週週末の7倍といわれるので、国内だけで3億円いくかいかないか、といったところでしょうね……」(前同)

 そうなるとやはり、主演の真剣佑の名前にも傷がつきそうだが……。前出の芸能記者は話す。

「映画がどれだけ“爆死”や”大コケ”などと言われようと、真剣佑はブレないでしょうね。というのも、『聖闘士星矢 The Beginning』のギャラは、なんと1億円だと言うんです。日本の映画だと考えられない額ですよね。真剣佑の、日本企業との年間契約でのCMのギャラが2000万円ほどだったことを考えると、これは大幅なギャラアップですよ。

 彼にはハリウッド作品で主演を張って、ギャラを1億円もらって、やるだけのことはやったという自負がある。だから、日本での客入り不調にも動じないのでしょう。

 ちなみに、真剣佑は『聖闘士星矢』公開後に放送予定のNetflixドラマ『ONE PIECE』でロロノア・ゾロ役を務めていますが、こちらのギャラも1億円だいいます。『聖闘士星矢 The Beginning』は続編を見据えた“序章”という位置づけですが、実は『ONE PIECE』も続編が企画されており、すでに撮影に入っているとのこと。

 真剣佑はハリウッドの空気が気に入っており、“俳優の権利が保障されている”、“撮影の拘束時間も決まっていて働きやすい。日本の芸能界は遅れている”と周囲には語っているそうです」

『聖闘士星矢 The Beginning』は大コケ気配だが、当分、大忙しの日々が続きそうな真剣佑。映画『聖闘士星矢』のキャッチコピーは、“運命を、超えてゆけ”。父・千葉真一氏(享年82)同様に、真剣佑はハリウッドで自身の俳優人生を切り開いていけるか。