1月8日にスタートし、15日には第2話が放送された松本潤(39)主演のNHK大河ドラマどうする家康』。主人公の松平次郎三郎元信(のちの徳川家康)を演じているのは松本と、川口和空(14、少年時代)だ。

 国民的アイドルの松潤の大河主演作とあって大きな注目が集まっているのだが、第1話では松本、第2話では川口が見せた「家康のアクション」に、普通とは異なる目線が集まっているという。

「1話では、これまでは次郎三郎(松本)が相手を気遣って武術がからっきしなフリをしていたところ、思い人である瀬名姫(有村架純/29)を伴侶にするために今川氏真(溝端淳平/33)と戦うことになった際に、真の実力を発揮した場面。

 2話は、“竹千代”だった幼少期に織田信長岡田准一/42)が竹千代を“白兎”とバカにしながら稽古していたときに、“竹千代は寅なんじゃ!”と、信長に反撃をする場面です」(テレビ誌編集者)

 どちらの“家康”も、重心を低くして手で相手の腕を取り、膝で相手の肘関節を極めて拘束する固め技を披露したのだ。これは、ブラジリアン柔術などで使われる関節技の一種「オモプラッタ」という技で、第1話ではこれに続き首を絞めあげる姿もあった。

「非常に迫力があって、独特の動きなのでカッコいいアクションである一方で、大河ドラマでは普通出てこないブラジリアン柔術の技だったため、不思議に思う視聴者も多かった。プロレス技か何かだと勘違いしている人もいましたね。

 一方で、分かる人には一目見て分かる動きのため、“オモプラッタ”について細かく語る人などもいて、SNSは大いに賑わっていました」(前同)

 第1話・2話のアクションシーンについては、

《いやいやどうするどころかマツジュン家康が今川義元の息子に現代MMAばりの動きでクリップラークロスチョークを極めてるんだけど!?》
《松潤家康がオモプラータからの絞めで今川氏真から一本取っていた。この後岡田信長も本格登場するし、今回は戦国柔術スペクタクル大河ドラマで間違いなさそうだ》
《家康は子供のころからオモプラッタが得意技だったんだ》
《竹千代の立ち回りが子役とは思えないくらいで多分岡田アクションクラブ入ってる》

 と、多数の反応が寄せられていた。

 それにしても、なぜこのようなアクションになったのか。その理由は、松本にとってジャニーズ事務所としても、大河ドラマ俳優としても先輩である“織田信長”の存在があるようだ。