■岡田・信長によるガチンコすぎる仕込み!?
制作会社関係者は言う。
「2014年の『軍師官兵衛』で大河ドラマに主演していて、今回は織田信長役の岡田准一さんが大いに関係しているのは間違いないでしょう。岡田さんといえば最近の代表作では、まさに今回話題になった“ブラジリアン柔術”を披露した2019・2021年公開の映画『ザ・ファブル』の殺し屋役など、日本屈指のアクション俳優として知られています。
そんな岡田さんに、松本さんは『家康』主演が決まってからずっと相談をしたり、稽古をつけてもらった、という話ですよね」
1月3日に放送した『「どうする家康」信長に聞け!松本潤新春SP対談』では、
「家康と信長が激しく相撲をとるシーンは、格闘経験豊富な岡田さんがすべての立ち回りを考案。松本さんはクランクイン前から、岡田さんに稽古をつけてもらっていました」
というナレーションのもと、岡田に「丹田の重心移動」や「体当たり」のアクション指導を受ける松本の姿が紹介されていた。
今後『どうする家康』では松本と岡田が激しくぶつかり合う相撲のシーンがあるが、その場面のメイキングで松本は「岡田くんが頭からケツまで動きはつけてくれています」と解説しており、岡田も自分のことを「フロア・ディレクター」(※収録中に出演者やスタッフに指示を送る現場の進行役)と評していた。
「松本さんは岡田さんの家まで押しかけてきたそうで、その熱心ぶりに感心する様子も見せていました。子役の川口くんについても、熱心に岡田さんにアクションの稽古を受けていたことが1月16日の『スポニチアネックス』で、初回の演出を担当した加藤拓監督によって語られています。
だからこそ素晴らしいアクションを見せてくれた反面、ブラジリアン柔術の技として有名な動きだったからこそ違和感を感じる視聴者もいたということですよね。ただ、近年、柔術といえばブラジリアン柔術ですが、日本にも古来からあった武術で、戦国時代から人を捕らえるための技などとして存在していたといいます。
複数の格闘技で師範代級の実力を持つ岡田さん。おそらくその歴史にも明るいはずで、戦国時代に実際に行なわれていた柔術の技を、リアルによみがえらせた可能性もかなりありそうですよ」(前同)
岡田の指導を受け、急速に戦闘力を伸ばしている松本。今後、放送されるという松潤・家康と岡田・信長の相撲対決場面が楽しみだ!