■ジャニー喜多川氏に恩返しを誓っていた平野

 もともとダンスをしていた平野は、光GENJI少年隊田原俊彦らの振付を担当していたボビー吉野氏のレッスンを受けるため上京。その際、ジャニー氏を紹介され、直々にスカウトされている。ジャニー氏と平野の“蜜月”っぷりについて、前出の女性誌記者が続ける。

「平野さんは2012年に入所すると、関西ジャニーズJr.として活動を開始。すぐにジャニー氏の指名で、向井康二(28、現在Snow Manメンバー)・金内柊真さん(26、現在は退所して美容師)のユニット・Kin Kanに加入しました。

 2016年にジャニー氏は、自身作・演出の舞台『ジャニーズ・フューチャー・ワールド from帝劇to博多』の座長に、当時19歳だった平野さんを抜てきしています。Jr.メンバーの座長は初めてで、ジャニー氏はその才能を高く評価していました」

 そんな平野は、2019年5月2日、日刊スポーツの『令和に誓う』というコーナーで、“デビューする時から、海外で活動するというのを1つの夢として掲げさせてもらっています”と発言。

 そしてそれは、“僕らの夢でもあるんですけど、ジャニーさんの夢でもある”“ジャニーさんは第2の親でもあるので、親孝行ですね”と、ジャニー氏への恩返しを誓っていた。しかし、同年7月にジャニー氏は急逝してしまう。