■大東駿介のスキャンダル列伝

 そうした東京編の出演者の中でも、大東への評価が圧倒的に高まっているという。

「大東さん演じる倉木は、最初は万太郎の大切な標本が入ったトランクを盗んだ事で出会った仲でした。妻子がいるにもかかわらず腐ってしまい、博打に明け暮れる日々を送るやさぐれた役で、これまでのシュッとした大東さんのイメージとはまた違うキャラクターで、新鮮でしたね」(前同)

 この大東の演技には、視聴者からも

《大東駿介君のやさぐれっぷりが巧すぎる》
《大東駿介さん、目つきや表情のやさぐれ感が素晴らしくて、すごく目を惹きます。ぼんぼん神木君との対比がイイ!》
《倉木を演じている大東駿介さん。カメレオン俳優で以前から大好きだというのに、朝ドラ画面に出てきて「目力の強いいい演技する人だな、だれ?え?大東駿介?」と、改めて驚くような演技っぷり。すごい!》
《倉木役の大東俊介さん、役作りが半端ないな。アウトロー感がすごい》

 と、役に入り切って誰だか分からなかった、といった賞賛のコメントで溢れていた。

「大東さんは2009年に放送された朝ドラ『ウェルかめ』で、ヒロインの倉科カナさん(35)の相手役として出演して以来、朝ドラには13年ぶりの出演となりました。

 大東さんは、2010年に自身が運転していた原付バイクで交通事故を起こし、大腿骨を骨折する大怪我を負い、出演していた連続ドラマの最終回への収録に参加できなくなったり、予定していたドラマを降板する事態が発生したことも。

 当時は『大東俊介』名義でしたが、2011年に当時の所属事務所を退所し、現在の所属事務所に移籍した際に『駿介』に芸名を変更したりしたこともありましたね」(前同)

 さらには、女性スキャンダルも発生していた。

「2020年6月4日発売の『女性セブン』(小学館)では、大東さんが2015年12月に入籍していた既婚者で、3人の子どもがいたことが報道されました。

 ですが、結婚当初から別居婚だったことや、すでに結婚していた2016年に女優の水川あさみさん(39)との交際報道があったり、私生活のスキャンダルも明らかになった。

 そんな問題があった後ですが、こうして朝ドラに出演し演技が絶賛されている。これからは、さらにやさぐれ系の役で、あらためて頑張ってほしいところですよね」(前同)

 まだまだ始まったばかりの東京編。今後の『らんまん』と、大東の活躍に注目が集まるーー。