■最近もジャニー氏のカリスマ性を明かしたばかりの中居

 最後に、すでにジャニーズ事務所を退所してはいるものの、現在もジャニーズと関わりが深く、毎週土曜日お昼放送の『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)でMCをしている中居正広(50)にも注目が集まっている。

「中居さんは多くのエンターテインメントの原点のジャニーさんから学んだことをよく語っていて、関係は非常に深い。2020年2月に行なったジャニーズ事務所からの退所会見では、“神頼みとか験担ぎする方ではないですけど”と言いつつも、懐からジャニー氏の遺骨が入った小瓶を見せたこともありました。“父の日”である6月19日にジャニー氏の墓参りに訪れたことも、2022年7月9日放送のラジオ『中居正広のON&ON AIR』(ニッポン放送)で語るほど。

 つい最近もジャニー氏についてのエピソードを明かしたばかりでしたね」

 3月3日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)にて、中居はザ・ドリフターズ加藤茶(80)を相手に、SMAPが結成して間もない時代について回想。マネジャーがいない時代はジャニー氏が局へのあいさつ回りをしてくれていたことを説明し、

「局の偉い人と面談というか、お話をしながら、僕らも座ってそれを聞きながら。その時にいつも言ってたのが、ジャニーさんが“この子たちを平成のドリフターズにしたいんです”って」

 と話していたことを明かした。

 当時のジャニーズグループは“煌びやかなアイドル”であり、現在のようなバラエティ色は薄かったため「みんな目を合わせて“え?”って。“(目指すのは)違うぞ?”って」と、中居やSMAPのメンバーは驚いていたという。

 そして、結果的にSMAPはバラエティ路線で大成功したことについて、加藤はジャニー氏の先見の明を称賛していたのだ。

「それだけ強いリスペクトを感じていたジャニー氏についてここまで報道されていて、さすがの中居さんもスルーはできないと考えられます。“1週間の話題の出来事をランキング形式で分かりやすく伝えていく”という番組コンセプト的に、無視するのはあまりに露骨すぎますからね。ここで言及を避けたら、批判の声は避けられないのではないでしょうか」

“ジャニーズキャスター”の価値も問われる事態――。東山、城島、中居、土日のニュース番組を担当する3人がそれぞれ何を語るのか。今週末は、目が離せない。