ジャニーズタレントたちの「喫煙」が、取り沙汰されている。TikTokやYouTube、テレビ番組の一コマに映りこんだ喫煙シーンが、次々と“消され”ているのだ。ただしネット上の声を見ると、一様に批判ばかりではなく、タレントによって反応が異なっているようだ。

 5月7日、King&Prince永瀬廉(24)の何気ない行動が“注目”されてしまったのは、出演するTBSドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(日曜・21時~)のドラマ公式TikTokで公開された動画の一コマ。永瀬が、加熱式タバコ・IQOS(アイコス)のデバイスを手にしているように見えた、のだ。

 その動画は、撮影の休憩中、永瀬が共演する福山雅治(54)、大泉洋(50)らが「歯磨き粉」のイントネーションをめぐる会話で盛り上がるという内容。一見すると、現場での終始和やかな雰囲気が伝わる動画で、《廉くんが楽しそうで嬉しい》《仲の良さが伝わってきて、廉くんも楽しそうで幸せ》といった好意的な声が寄せられた。

 しかし動画は、公開されてすぐに一旦取り下げられ、再度アップされた。

■オフショットに《燃える》の声も……ベタ塗りで消された加熱式たばこ

 この状況について、テレビ局関係者が説明する。

「動画の後半部分で、出演者の私物が置かれた棚に、永瀬さんが加熱式タバコを置いているような姿が映り込んでいたのです。再投稿された動画では、その部分が茶色に塗りつぶされていました。ベタ塗りの雑さには驚きましたが、相当慌てていたのでしょう。永瀬さんは未成年ではないので、休憩中の喫煙そのものは騒がれることではありません。

 永瀬さんといえば、過去にファンクラブ向けのコンテンツで、やはり同様の加熱式タバコが映り込んだと話題になったことがあります。そのとき、レアなオフショットに《萌える》という声もありつつ、SNSで賛否両論を巻き起こした結果、当該部分は編集されました。永瀬さん自身は気にしないようですが、消す処置は“大人の忖度”でしょうね」