山田裕貴(32)が主演する『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』(TBS系)が、赤楚衛二(29)や上白石萌歌(23)など、旬のキャストをそろえるも、視聴率、配信ともにふるわない数字が続いている。

 本作は、同じ電車に偶然乗り合わせた見ず知らずの乗客たちが突如、未来へのワープに巻き込まれ、極限下で懸命に生き、元の世界に戻ろうとする姿を描く、完全オリジナルのヒューマンエンターテインメント。

 第4話では、何者かによって腹部を刺された加藤祥大(井之脇海/27)を救うため、米澤大地(なにわ男子藤原丈一郎/27)たちが薬草を調達するため森へ。加藤が一命を取り留めた後、車内では髪の不調を嘆くネイリスト・渡部玲奈(古川琴音/26)の髪を直哉(山田裕貴)がカットすると、寺崎佳代子(松雪泰子/50)や紗枝(上白石萌歌)も次々と希望し、彼女たちは髪形が整ったことを喜んだ。

 また、優斗(赤楚衛二/29)が火災現場で先輩隊員にケガを負わせてしまった自身のつらい過去を思い出し落ち込むも、長時間取り組んでいた火起こしに成功し、自信を取り戻す。前回に続き、サバイバルの中で乗客たちの絆が深まり、それぞれの過去が語られる描写が続いた。

 平均世帯視聴率は5.9%(ビデオリサーチ調べ/関東地区/以下同)と、同枠の前作『100万回言えばよかった』の全話平均7.7%と比べると物足りず。さらにTVerのお気に入り登録者数は約63万人(5月16日時点)と、今期のプライム帯ドラマでは、絶不調の『だが、情熱はある』(日本テレビ系)にようやく勝っている状態だ。