坂口健太郎(31)主演の土曜ドラマ『Drチョコレート』(日本テレビ系)の第4話が5月13日に放送され、平均世帯視聴率は5.9%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、前回から0.2ポイント増で持ち直した。しかし、視聴者からは、今後の展開に不安を感じさせる声が出ている。

 同ドラマは、秋元康氏の企画・原案で、両親を何者かに殺害された、天才的外科医の腕を持つ10歳の少女、Dr.チョコレートこと寺嶋唯(白山乃愛/10)と、義手の元医師、Teacherこと野田哲也(坂口健太郎)が、個性的な6人の医療チームとともに、ワケあり患者の命を救う医療系エンターテインメント。

 第4話の内容は以下。Teacherが研修医時代に勤めていた、海王病院の外科医局長・北澤司郎(眞島秀和/46)から、自らの医療ミスによって、すい臓がんが進行してしまった患者のオペ依頼が入る。北澤は唯の父・寺島光一(山本耕史/46)の友人で、2年前の事件の黒幕だと、Teacherがにらんでいる男だ。

 しかし、1年前に医療ミスを報告したために、病院をクビになっていたオペ看護師・うなぎ(斉藤由貴/56)は、「医療ミスの隠ぺいに加担したくはない」とオペの参加を拒否。Teacherは引き留めるどころか、金輪際、カンパニーと関わるなと、うなぎにクビを宣告したため、カンパニーに亀裂が生じて……という展開。

 視聴者のツイッター上の反響は、「今回からチームメンバーの背景にスポットが。定番の流れだけど、各キャラクターの厚みが増して愛着も深くなるので、やはり良い」など、称賛の声がある一方、「秋元康のドラマらしく、伏線がとっ散らかってきて、これまた畳めないやつになりそう」などと、不満の声もあった。