■キムタク『教場0』の視聴率は右肩下がり……
現在放送中の『教場0』は“キムタクドラマ”でありながら、世帯視聴率は初回12.1%(すべてビデオリサーチ、関東地区)をマークしたものの、第3話以降は9.8%と1桁台に。5月15日の第6話は8.3%と、右肩下がりだ。
動画配信サービス・TVerの「お気に入り数」も長らく今クールの連ドラでトップに君臨していたが、5月17日現在は121万人で、124.8万人の『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)に1位を明け渡してしまった。
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— 「風間公親−教場0−」5月22日月曜よる9時から第7話放送!【フジテレビ開局65周年特別企画】 (@kazamakyojo) May 8, 2023
#風間公親-#教場0ー
#TVer 𝟰話連続で見逃し配信が
2️⃣0️⃣0️⃣万再生回数突破しました🎉
みなさま、ご視聴ありがとうございます!!✨
風間指導官と遠野刑事の
道着姿をお届けします☺️✨
今夜の𝟱話はぜひリアルタイムで… pic.twitter.com/5OPGbcL0cJ
「作品自体はしっかりと作り込まれていて、木村さんをはじめとする俳優陣の演技も素晴らしいですし、コア視聴率は3%後半とそこまで悪くはない。
ただ、ストーリーがあまりにもシリアスで雰囲気が暗いということもあり、視聴率が伸び悩んでいると分析されていますね。たしかに“気楽に見よう”という感じではなく、“よし、『教場0』見るか!”と気合いを入れないと見られないぐらい、重厚なストーリーですからね。
一方、次の月9『真夏のシンデレラ』は明るく楽しい、いかにもキラキラした美男美女の夏の恋愛模様が描かれると。今の『教場0』とはある意味で正反対の作品ということもあり、期待値が上がっているのかもしれません」(前出の制作会社関係者)
■フジ月9が「王道の恋愛ドラマ」に“回帰”したワケ
医療モノと刑事モノ、法曹界モノに注力していた月9が、ここにきてなぜ王道恋愛ドラマを制作するに至ったのだろうか。
「昨年6月に港浩一氏(71)が社長に就任したことが大きいのではないでしょうか。昼のバラエティ番組『ぽかぽか』は港社長の肝いり番組ですが、令和の『笑っていいとも!』を目指しているといいますし、港社長が若手時代に担当していた『オールナイトフジ』も『オールナイトフジコ』として復活。『FNS27時間テレビ』も4年ぶりに復活します。
フジの古き良き黄金時代を知っている人ですから、“かつての栄光を”という思いも強いはず。“月9といえばラブストーリーでしょ”ということもあり、王道の恋愛ドラマが月9で復活するのではないでしょうか」(前同)