■渡部建の復帰が長引いたワケは…「グダグダ会見」のせい!?
A そう思うと、アンジャッシュの渡部建さん(50)の対応もまずかったですね。本当に呆れちゃいましたよ。《※2020年6月に『週刊文春』で多目的トイレなどでの複数の女性との浮気行為が報じられた》
B そうそう。あの事務所18時に閉まるんですよね。で、その時間を過ぎると全部留守電になるんですが、オフィスは普通に遅くまで明かりもついてるしなんなら出前頼んだり、スタッフもいるんですよ。なのに絶対に営業時間を過ぎたら出ない。
A 通常時はそれでいいと思いますけど、超緊急事態なんだから、あのときは対応したほうが良かったですよね。知り合いの記者は電話したときに「担当者がいないので」って言われたから、「じゃあ何時に帰りますか?」って聞いたら「分かりません」って。仕方ないから「ではずっと電話することになりますが、よろしいですか?」って聞いたら「はい」って言われたそう。一貫して“対応しない”という方針だったみたいですね。
B 報道から半年後の20年12月の渡部さんのグダグダの極みの会見が終わった後に、あれで事務所は「いいと思ってた」っていうのを聞いたとき、「本当に大丈夫?」って思ってしまいましたよ。
C 事務所の人は来てなかったんでしたっけ?
A いや来てたんだけど、社長は来てなくて。専務が来ていたそうです。
でも、その専務は会見中どこにもいなかったそう。渡部さんが途中から困ってしゃべれないっていうんだから、事務所として専務が出てきて「すみません、これ以上はしゃべれないです」って終わらせれば済むのに、どこにも探してもいなかったそうですよ。それなのに「あれで良かった」っていうのは……。渡部さんはようやく復帰しつつあるけど、ここまで復帰に時間がかかったのは、あの酷かった会見のせいもありますね。
C やっぱ原田さん然り、狩野英孝さん(40)だって本当に早い段階で事務所が対応して《※2017年に女子高生との交際疑惑が報じられた》、会見を開いてくれたしね。謝罪会見は、タレントはボコボコに叩き落とされながらも本人の対応力を見せつけられる、ある意味チャンスでもあるんだから。
会見は、しっかりと反省したのを見せて、その上で「あぁ、やっぱりこの人面白いな」って思わせたら勝ち。その辺が分かっている事務所とそうでない事務所では、不祥事タレントのその後に大きな差が出てくるよね。