■東山紀之は“ジャニー氏の闇”について「話したかった」
前出のワイドショー関係者が続ける。
「“事務所から言わされた”とも思えてしまうでしょうが、当初から東山さんは自らこの問題について“話したい”という強い思いを持っていて、事務所サイドと番組サイドで“調整”が進められていたんです。その“調整”の中には広告代理店絡みのことも含まれていたのかもしれません。
いきなり東山さんがコメントすることで生じるインパクトを恐れ、事務所は代理店に通知したものの、それが表沙汰になり、一部視聴者は東山さんの発言、テレビ局サイドに不信感を抱くことになり、逆効果になってしまったとも言えそうです。
加えて、東山さんが最初に話すために、櫻井さんをはじめとする後輩たちに“待ってもらった”という部分への厳しい指摘の声もある。各局の各番組の放送内容に事務所が関与しているのではないか、ということですよね。この部分の検証はたしかに必要になっていくかもしれません。
ただ、東山さんは“言わされた”というよりは“言いたかった”というのがリアルなところだといいますよ」
■「知ってるでしょ」発言のマッチには「随分他人事的なモノ言い」の声
東山の謝罪から2日前の5月19日には“元長男坊”の近藤真彦(58)が同問題に言及。
報道陣の取材に対し、「こうなったら正直にすべてを話さないと、世の中の人が許さないんじゃないかと思う」とコメント。藤島ジュリー景子社長(56)がジャニー氏の性加害を「知りませんでした」と発言したことについては「知ってた、知らなかったでなくて、知ってるでしょ」と疑問を呈した。
しかし、芸能プロ関係者はこう言うのだ。
「近藤さんが淡々と話している様子は、完全に他人事のように感じられてしまいますよね。そこまで言うなら、“だったらマッチが真相を話すべきではないか”とも思ってしまいますよ。近藤さんは東山さんと同等かそれ以上に、ジャニー氏の内実を知っているはずですからね」
ツイッターには、
《東山紀之は所属してる立場やからこそ、言葉も選んで発言してる。近藤真彦は退所してるから、コメントもええかげん》
《近藤真彦、随分他人事的なモノ言いだけど、近藤自身が知ってることを、まず最初に話すべきであろう》
《退社したら他人事のように、いかにも「私は真実を知っていますよ」とばかりの匂わせ発言》
といった批判も寄せられている。
「東山さんも『サンデーLIVE!!』の2日前に近藤さんがこのような発言をし、困惑する部分があったのではないでしょうか。ただ、“長男坊”の東山さんの発言を受けて、5月15日の『news zero』の画面から姿を消した櫻井さんもようやくコメントすることができるかもしれませんよね」(前出のワイドショー関係者)