ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題について、同社に所属する東山紀之(56)が謝罪するとともに見解を示したが、「社名変更」の可能性にも言及した――。

 5月21日、東山がMCを務める『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)では、ジャニー氏からの被害を訴えた元ジャニーズJr.の男性2人を招き、立憲民主党がヒアリングを国会内で開催した件などを取り上げた。

 元Jr.の訴えに東山は「今回の喜多川氏に対する元Jr.たちの勇気ある告白は、真摯に受け止めねばなりません。実際に被害を訴えられていることは切実で、残念でなりません。未成年に与えた心の傷、人生への影響は計り知れません」と寄り添った。

 続けて、「現在、在籍しているタレントはどうすべきなのか、告発されたみなさんにどう対処するべきなのか、そもそも『ジャニーズ』という名前を存続させるべきなのかを含め、外部の方とともにすべてを新しくし、透明性を持ってこの問題に取り組んでいかなくてはならないと思っています」と語ったのだ。

 5月22日放送の夕方のニュース番組『Nスタ』(TBS系)では、この東山の発言を大きく取り上げたが、オランダ出身の実業家で同番組のコメンテーターを務めるハロルド・ジョージ・メイ氏(59)は「社名変更は意外とビジネス界では普通にやっていることであって、たとえば日本の上場企業の2005~2017年の約10年間に約600社の上場企業が社名を変更している」と説明。

 さらに「『ジャニーズ』というのは同族企業的な名前も印象づけられるじゃないですか。英語で言うとジャニーズは“ジャニーのもの”という意味合いにも取られるので、ちょっと考え直したほうがいいのかもしれませんね」と指摘した。