■「東京編」絶好調な理由はオタク力の高さ?
そんな寿恵子のキャラクターが評価されているという。
「5月8日から東京編がスタートするとそれまで平均視聴率15%でしたが、右肩上がりに上昇し始め、5月11日には最高視聴率の17.5%を記録。その後も平均視聴率を16%前後にキープしています。
そんな人気急上昇中の『東京編』で本格的に登場した寿恵子ですが、登場していくにつれてその『南総里見八犬伝』オタクっぷりが徐々に明かされていき、登場するたびに話題になっています」(前同)
寿恵子はこれまで『南総里見八犬伝』を部屋で感情を込めて音読すると、「馬琴先生、天才っすぎる!!」というオタク口調で興奮する場面もあった。
「作者を天才と呼ぶのは現代のオタクにも通じると思いますし、さらに寿恵子は暴走しながら“私、草むらになりたい。草むらになって2人を見ていたい。草むらじゃ置いて行かれる…いっそ、八犬士になりたい!”という迷言も炸裂。
また、物語の中で犬士たちの身体のどこかには牡丹型の痣があるという設定に憧れて、自分の頬に牡丹模様を描くとなど暴走気味のオタクっぷりも発揮していました。こういったオタク要素の強いヒロインは今までいなかったので、浜辺さんの表情豊かな可愛らしさも相まって、オタク気質の視聴者からは共感を呼んでいるみたいですね」(前同)
この寿恵子のオタク行動を見た視聴者からは
《寿恵子の「いっそ八犬士になりたい」よりも注目すべきは「草むらになりたい」です分かります分かりますその思いはオタクのそれです分かります》
《身体に八犬伝の犬士と同じ牡丹の痣を描いたオタク行為をつい口走り、ぼやかして一般人に伝える寿恵子、オタクの後ろめたさの解像度が高すぎて身に覚えがすごい》
《「現八と信乃尊い!馬琴先生天才!」は見に覚えのある台詞すぎる。小学生のころの私(オタクの目覚め)》
《わかる…わかりすぎる…オタクは時空を超えるな》
《おすえちゃんがあまりに現代の限界オタクを地でやっていて本当に本当にかわいすぎる 》
《万太郎も植物オタクだけど、寿恵子も南総里見八犬伝オタク笑 しかもまあまあ重症のオタクで親近感》
というように解像度の高いオタク表現に共感するという声が相次いでいた。
果たして今後どのようにオタク同士のカップルが成立していくのか?オタク全開の寿恵子と、これからの展開にも更なる注目が集まるーー。