■一部視聴者のジャニーズ事務所への「怒り」が爆発!

 さらに、2019年7月にはジャニーズ事務所に対し、新しい地図の3人が地上派のテレビ番組に出られないように圧力をかけているのでは、という疑惑で公正取引委員会の調査も入ったことなどから、ファンの間ではいまだにジャニーズ事務所への不信感が強い。

「そのためか『罠の戦争』の、“理不尽に権力者に潰されそうになる弱者の復讐”というストーリーが、ジャニーズ事務所とかつての草なぎさんの関係を思い出させるとファンが荒れているんです」(前出のワイドショー関係者)

 権力者たちに対して鷲津は劇中で以下のようなセリフを話している。

「ナメられたもんだよな。あんな安っぽい土下座一つで。泰生を何だと思ってる! 力のあるやつはどんな要求でも通るのか? 弱いやつはどんなことでものみ込めっていうのか?  ふざけるな!」

「力のある連中はそれが当たり前だと思って何してもいいと思い込む。そんな人間がこの永田町には大勢いる」

『罠の戦争』の劇中では、これに限らず権力者に対する弱者の嘆きが多く描かれていることから、

《なんか離婚の流れの草彅くんのセリフがジャニーズ事務所に対する怒りに聞こえたの私だけ?》
《腐った権力に対する悔しさの演技が上手すぎた。これ、ジャニーズ、メリーに対する草薙の怒りが根底にないか》
《永田町のヤツら=ジャニーズ幹部と思って見てたらいいんだね》
《「罠の戦争」1話鑑賞。これは面白えぞ。つよぽんのセリフがジャニーズやジュリーさんに対する発言のようにも聞こえてしまった…違うんだろうけど、意図的なものか?慎吾ちゃんとセブチの主題歌も良い感じ!!今期はこのドラマだけは観続けたいな》

 などと、SNSでは現実とシンクロさせてしまう視聴者の声が相次いだのである。

「SMAP解散騒動は非常にショックが大きい出来事だったし、当時はジャニーズ事務所のマイナスな部分が色濃く見えてしまった騒動でもあった。それだけに現在も怒りを持ち続けているファンが多いのは理解できますが、変なところでのヒートアップはせっかくの新ドラマに水を差してしまう。

 シンクロしているように感じられるのは本当に偶然でしょうし、何よりそんなイレギュラーな盛り上がりは草なぎさんが望むところではないでしょう。一部のファンには、くれぐれも今以上には過激にならないで欲しいですね……」(前同)

 思わぬ場外での反響が大きかった『罠の戦争』の初回。第2話以降では、本筋のところでの大沸騰に期待したい!