■事件の前週からテレビ各局に「キャスティングNG令」が出ていた
5月に入り、『女性セブン』は歌舞伎俳優や澤瀉屋関係者、裏方スタッフなどに取材を行なったといい、一門の中では「週刊誌が動いているらしい」という話が広まり、“かん口令”が敷かれたようだ。
芸能プロ関係者が話す。
「猿之助さんは14日夜に若手の歌舞伎俳優の生配信に出演。終始ハイテンションだったものの、配信終盤には“何が起こるかわからないんだから”と意味深に話していました。このときにはまだどういった報道が出るかわかっていなかった可能性もあります。
ただ、『女性セブン』はその14日までには所属事務所に記事の内容の確認を取っていたでしょうし、17日午後には関係者のもとへ『女性セブン』の早刷りが届きます。この時点で猿之助さんの目に触れた可能性が高い。そして18日に同誌が発売されますが、同日午前の時点で猿之助さん一家が倒れているのが発覚したんです。
ですが実は、その前週、5月7日の週からテレビ局からは“猿之助さんをキャスティングしないように”と指示が出ていたんです……」
『女性セブン』は5月に入ってから、広範囲の歌舞伎関係者に取材を行なっていた。
「一門にかん口令が敷かれるほど、大きな動きだったみたいですから、テレビ各局にも週刊誌が動いていることが漏れ伝わったのかもしれません。猿之助さんのスキャンダルが出る、となって“キャスティングNG指令”が出たということでしょうね。“猿之助さんには絶対に触らないように”というお達しが出ていたといいますね」(前同)