■女性のニーズを心得ている“差し入れ”が現場で好評

 前出の制作会社関係者が言う。

「そんな『合理的にあり得ない』ですが、現場の雰囲気は非常に良好。とりわけ、松下さんの現場での振る舞いは現場女子の間で非常に好感度が高いともっぱらです」

 松下は3月22日発売のビューティー誌『VOCE 5月号』(講談社)では“分刻みのスケジュールで組まれている取材日”の最後の時間帯だったにもかかわらず、“疲れを見せずに柔らかい雰囲気を出してスタッフ一同を感激させた”という記事が出たり、2022年公開の映画『アイ・アム まきもと』の初日舞台あいさつでは、“床に散らばったカードを拾い集める際、最後に余った分もきれいに拾い集める”という出来事があったり、紳士的な立ち振る舞いで知られる俳優である。

「松下さんはいつも爽やかですよね。そして、今回の『合理的にあり得ない』の場合は、特に“差し入れ”で現場の女性からの評判が非常に良いようですよ。

 松下さんが差し入れたものは、大福やまい泉のかつサンドだといいます。両方とも気軽に食べられるものだし、何より小分けされて食べやすいというのが大きいですよね。忙しい状況でも片手で食べられる一口サイズで、甘味の大福も嬉しいですよね。女性スタッフの気持ちがよく分かっていると言えます。

 ちなみに、松下さんには1つお気に入りの差し入れブランドがあるんです」(前同)

 松下は東京・日比谷にあるテイクアウト専門店『和菓子 楚々(そそ)』を贔屓にしていることを、2021年に『ノンストップ!』(フジテレビ系)で明かしていた。