■“蜜月”日テレもジャニーズタレントの起用を控えるように
ジャニー氏の加害問題を受け、日本テレビの石沢顕社長は5月22日の定例会見で「事務所としてやるべきことをしっかり進めていくのか注視したい」と見解を示し、番組制作などへの影響については現時点で「想定できることはない」と説明した。
「『嵐にしやがれ』、『ザ!鉄腕!DASH!!』、『King&Princeる。』など、日テレにはジャニーズグループの冠番組が多く、民放で最もジャニーズ事務所と蜜月関係にあるいうのは有名な話。
その日テレですら、“今は積極的にジャニーズタレントをキャスティングしないように”という方針が出たといいます」(前出の制作会社関係者)
それは当然ながら、ジャニー氏の問題によるジャニーズ事務所への逆風や不信感を恐れてだろう。
「“絶対にキャスティングするな”ということではないようですが、“これまでみたいにベタベタするな”という感じだといいます。これにより櫻井さんのキャスターの座も怪しくなってきたと見る動きもある。
日テレ上層部は一時、有働さんに代わって櫻井さんに『news zero』の月~金のMCを任せたいという意向だったそうですが、ジャニーズタレントをキャスターとして使うリスクが高まってきている。言及するならまだしも、櫻井さんの場合はスルーし続けていますしね。
ナンバーワンキャスターの呼び声が高かった櫻井さんですが、ジャニー氏の問題を受け、その座から陥落する可能性が日に日に高まっているとも言えそうです……」(前同)
2006年から17年にわたって『news zero』でキャスターを務めてきた櫻井だが、今まさにその資質が問われている。