■「涼介の天才に私は魂を食いちぎられました」
原田氏は『燃えよ剣』で山田が演じた役柄にちなみ、
《沖田総司が現代に甦ったらこうなるのではないか、というコンセプトのもと山田涼介に参加してもらいました。沖田以上に切なく危険な若者を演じきった涼介の天才に私は魂を食いちぎられました》
と、コメントを寄せている。「涼介の天才」というワードがファンの琴線に触れて、
《「涼介の天才に私は魂を食いちぎられた」このコメントわかる 安藤サクラさんも楽しみ》
《言葉も嬉しいし、今回こそ目に見える形で評価されるといいなと言う願望…》
といった声が、SNSに多く寄せられているのだ。
ちなみに、安藤は《山田さんは本読みの時から「あ、矢代だ!ぴったりだな!」と思っていました》、原作者の黒川氏は《演じるのが安藤サクラと山田涼介、これも申し分ない。(中略)山田さんとのコンビネーションもあいまって、期待以上のみごとな出来ばえになった》と、それぞれコメントしている。
「山田さんといえば、イケメン揃いのHey!Say!JUMPでも頭一つ抜けたイケメンですが、一方で役者としてはゲスい笑顔や、露骨に不機嫌な怒り顔など、表情の演技が実にうまい。『王様に捧ぐ薬指』でも、キラキラした外面のよさと、素のやさぐれ感のギャップの面白さが好評ですからね。
『BAD LANDS』も予告で“賭場でブチギレる”“嘘くさい笑顔で安藤と訪問販売をする”というシーンがあり、そこで見せる表情は絶妙です。“関西弁の山田涼介”というのも新鮮ですし、主演でこそありませんが、『BAD LANDS』は山田さんにとって新たな代表作になるのではないでしょうか」(前出の映画ライター)
ドラマや演者、スタッフに恵まれ、追い風が吹いている俳優・山田涼介。新境地に期待したい――。