■キンプリの魅力を伝えていく番組のはずなのに……

「今後のキンプリも引き続き応援していきたい」――その言葉に嘘はないだろうが、

「実のところ、制作サイドの士気は5人組時代より下がってしまっているといいますね。というのも、同番組はキンプリの魅力を伝えていく番組ですよね。それが2人になってしまい、番組制作がめちゃくちゃ難しくなるからです。

 同局のの冠番組だった『嵐にしやがれ』もそうでしたが、『キンプる。』は“5人グループがわちゃわちゃ企画を楽しむ”というノリの典型的なアイドル番組で、企画の方向性や盛り上げ方も、非常にやりやすかったんです」

 そう制作会社関係者は指摘する。

「2人組になったことで、“わちゃわちゃ”は難しくなる。キンプリファンが見るわけですから、ゲストにジャニーズやイケメン俳優などを呼ぶのも違いますよね。だからこそ、しっかりテーマを決めないといけなかった。そこで、“経済バラエティ”というコンセプトを付けたわけです。ただ、永瀬さんと高橋さんに“経済”のイメージがあると聞かれると……ですよね。

 また、番組継続は“行政”も影響していたといいますね……」(前同)

 結果的に『キンプる。』は平野、岸、神宮寺が脱退直前の5月20日SP版の放送でグランドフィナーレを迎えたが、同番組は“今年の9月末、遅くとも年内いっぱいで終了”とも報じらていた。

「日テレとジャニーズは『24時間テレビ』など関係が深くて“蜜月”とも言われていますが、キンプリの3人の脱退は日テレにとっても本当に寝耳に水だったといいます。同局は5人を『24時間』のメインパーソナリティーにし、冠番組を作り、将来、嵐のようなスーパーグループになってもらいたいと“先行投資”してきたわけです。それなのに、突然の脱退でおじゃんに。

 だったらと、キリのいい先の4月の改編期に『キンプる。』を終わらせたかったのを、やはりジャニーズとの関係で“延命した”という話もあります。そして、『キンプる。』終了決定後も、新生キンプリを売り出すために話し合いが行われていたのでは――ということですよ」(前同)

『キントレ(仮)』については、キンプリファンからの信頼度の高い『キンプる。』スタッフ、劇団ひとりと山崎が続投することもあり、

《このメンツで一安心!新たなスタートって意味ではね。》
《信用と信頼しかないし「キントレ(仮)」って新しすぎるし ひとりさんザキヤマさんと一緒てだけでもう泣き笑いです。ホントにありがとうございます!!》

 と好意的な声は多い。