■「蜜月」日テレの“ジャニーズ離れ”
しかし、その一方で、
《あの魅力満載だった3人がいない寂しさが目立つようだと廉くん海ちゃんが痛々しくなるから、無理してる感が出るようなら企画を練り直してほしい。経済バラエティ?2人の魅力がそこに活かせるのかな?楽しみなような。心配なような。でも日テレさんありがとう》
《このメンバーで番組を続けるのは全然いいのですが、経済バラエティーはつまらないというかそういうのファンは求めてないと思う。当たり前レストラン(※『キンプる。』の人気コーナー)とかは2人ザキヤマゲストで継続出来るしその週によってテーマ変えて今までに近いものをやってほしい》
といった、「経済バラエティ」という新たな方向性を疑問視する声もSNSには多く寄せられている。
また、ジャニーズと日テレの関係にも変化が出てきているようだ。
「発端はジャニーズ事務所の創業者である、ジャニー喜多川氏(享年87)の加害疑惑です。これが一向に収束する気配がない。日テレでは、嵐の櫻井翔さん(41)が『news zero』の月曜キャスターをしていますが、5月15日放送回でこの問題を取り上げましたが、櫻井さんは画面から姿を消し、MCの有働由美子さん(54)のみで対応。その後、櫻井さん出演回で“ジャニー氏の闇”に一切触れない姿勢に批判の声が殺到し続けているのも、現在進行形の出来事です」(前出の制作会社関係者)
もともと日テレは、『キンプる。』以外も嵐の『嵐にしやがれ』、TOKIOの『ザ!鉄腕!DASH!!』、さらにはジャニーズ主演ドラマの多さなどで知られている。
「そして、そんな日テレでも、これまで通りのジャニーズタレントの積極的な起用をあらためるといい、“起用はその時の状況を見て”という“キャスティング注意令”が出たといいますからね。“絶対NG”ということでは決してなく、“ベタベタしすぎないように“というニュアンスとのことですが、今、ジャニーズとの蜜月が前面に出れば、間違いなく日テレにも逆風が吹いてきますからね。
ですが、そうなると決定事項である『キントレ(仮)』はともかく、それ以外の部分で日テレでは新生キンプリを使いづらくなる。もちろん、ジャニー氏問題が沸騰している今、というのが大きいですが、とにかくジャニーズには強い逆風が吹いており、キンプリ、そして彼らの新番組『キントレ(仮)』にも追い風は吹きにくい状況があるわけです。
ファンのために、と2人組として”キンプリ“の屋号を守った永瀬さんと高橋さんですが、その道は決して平坦ではないですね……」(前同)
デビュー時からの深い付き合いである日テレとキンプリ。両者の今後の関係は――!?