■パリ、ロンドンで遊び放題の翔太郎氏

 永田町関係者が明かす。

「キー局に所属する既婚の女性記者と恋仲にあるのでは、とウワサされたこともあります。直撃取材を敢行した週刊誌も中にはある。翔太郎氏は、取材に対し“面識すらない”と完全否定していましたが、2人が食事をしている姿は目撃されているといいます。翔太郎氏が女性記者に好意を抱いていたのは間違いないでしょう」

 一方で、2023年1月26日発売の『週刊新潮』(新潮社)では、外遊先での公私混同を報じられるハメに。

 別の全国紙政治部記者によると、

「1月9日から、父である岸田首相のフランス、イタリア、イギリス、カナダ、アメリカの欧米5カ国の外遊に同行した翔太郎氏ですが、“事件”はそこで起きました」

 記事によると《パリでは、観光地を巡りたいと要請。大使館が車を回し、レストランでビストロを楽しんだ》とある。また、《ロンドンでは大使館が回した車でビックベンやバッキンガム宮殿を訪れ、(高級百貨店の)ハロッズにも寄っている》と報じられた。まさに、外交特権を利用したうえでの諸国漫遊といった状態だったのだ。

 今回、更迭となった背景には何があるのか。

「岸田首相の地盤を引き継ぐのは翔太郎氏。これ以上、傷はつけられないという判断が下った」(前出の永田町関係者)